仮合わせ | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<療育施設->療育センター> くもり 時々 晴れ

午前中、PT訓練や療育を行い、音楽療法を終えてから、

療育センターへ補装具の仮合わせに行った。


療育は前回のように泣く事は無かった。

PT訓練も無難に終えたが、

最近は訓練を嫌がり、直ぐに脱走しようとしたり、

好きな玩具で遊ばせろとダダをこねたりするようになってきている。


今日はPT訓練は二時限目でパパと一緒。

お昼はお弁当持参で、しかも、パパが食べさせる。

昼食後に音楽療法を受ける時も、パパが付き添わなければならない。



したがって、殆ど親子分離の時間は無い。

これでは、療育施設はパパと昼食を食べる所と

翔が思ってしまっても、仕方が無い。


そう思っている翔が、本当に親子分離の時に、

先生が与える昼食を食べるはずも無い。

何時ものようにボイコットしてしまうだろう。


療育施設側も時間のやりくりをして、

先生が食事を与える時間が増えるようにして欲しい。

そうでなければ、親子分離など名ばかりになってしまう。



療育センターでは、

新しい補装具と改良された歩行器の仮合わせを行った。

翔は、親に似て、この一年で身長が随分大きくなった。

今使用している物と新しい物を置いて比べて見ると

随分大きさが違うことが分かる。


今度行く時は、最終的に完成した状態の物を受け取ることになるだろう。