手術の選択 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 晴れ

翔は保育園、パパは療育施設でクラス懇談会に出席した。

翔のクラスメイトの内の二人が、卒園する。

ちょっと寂しくなるかなと思ったら、新たに二人が入園してくるようだ。

しかも、皆年下だ。


ついこの間まで、一番年下で、弟分だったのに、

いきなりお兄さんになってしまった。

と言っても、知能的にはまだまだ、3歳以下の翔に

模範となるような事は何も出来ないのだが・・・。 (~_~;)


あっ、頑固さと悪戯だけなら同年代に引けをとらないと思う!? 


卒園されるクラスメイトの一人は、近々足の手術をするらしい。

翔の場合と同じように、どの選択が一番ベストなのか?

もっと良い方法はないか情報収集にお母さんが奔走していた。


翔も人事ではない、待ったなしで、その時は近付いている。

どうしたら良いか悩む。