西日本XCキャンプ 一日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ DASH!

週間天気予報では、当初最高のコンディションが予想されていた。

しかし、週末が近付くにつれて、

その期待が薄くなり、叶わぬ確立が上昇していった。


という訳で、今日は北のド強風が神の倉エリアに吹いた。

それを予測して、飛べる可能性のあるエリアに

集合と同時に移動する事にした。


中国地方全域が北の強風という時に、飛べるエリアがあると言う。

それが、北向きの芦田川のエリアらしい。

朝霧エリアのような冬型気圧配置に強いエリアが実際にあるので、

川地は可能性を期待していた。



芦田川のエリアは、この期待に応えてくれた。

到着した時には、既に4機がソアリングしており、

まだまだ良くなりそうだった。


地元のフライヤーによれば、このエリアは晴れると上がらず、

曇ると上がると言う珍しいエリアらしい。

はっきり言って、川地は半信半疑だった。


が、実際にそれを目の当たりにして、信じざるを得なかった。



この得意なリズムに川地も合わせる事ができず、

一本目はトップアウトをするも、直ぐに下りてしまった。


リフライトに上がった二本目はタイミングをあわせる事ができて、

標高1000m以上まで上げる事に成功して塾生が出てくることを待った。

しかし、この頃から強い北風が入ってきて、

テイクオフが荒れ始め、結局、塾生三人だけが飛ぶ事に成功した。


仕方なくその方々を連れて、XCに出たが、

一人は河口へ、一人は港へ、

とバラバラに飛んでいってしまった。

フリーフライトならそれでも全然結構なのだが、

今回はXCキャンプなので、一緒に飛ばなければ意味がない。


結局最後、塾生一人を連れて、風向きと直行する形で

尾道に向かって飛び、福山大学を超えて、

テイクオフから南西方向18km地点にある運動公園に降ろした。



勿論、尾道ラーメンの有名店で食事をして帰ったのは言うまでもない。

(-^□^-)