歩こう歩こう | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<療育施設> 晴れ

今日は珍しくPT(機能)訓練がない日だ。

その代わり、ST(言語)訓練や個人面談がある。

目が覚めるまで寝せておこうと思ったら、

今日に限って全然目を覚まさなかった。

8時になっても起きないので、慌てて起こした。


療育では、歌や遊戯だけでなく、創作もする。

最近の翔はやり方を見せると、真似をする。

玩具の遊び方も何度もやり方を見せるとそれを真似しようとする。

以前では、とても考えられなかった行動だ。


ST訓練の親子分離は全く問題ない。

翔は隣の部屋でパパが見ているとも知らず、

先生に我がまま言いたい放題,やりたい放題だ。

終了時間が来て部屋に戻り、

「ショウくん、暴れていなかった?」 と問いかけると、

「ぜんぜん! 良い子で居たよ!!」 としらばっくれていた。

(  ̄っ ̄) (°∀°)b


個人面談の間は、他のクラスの先生が

翔を面倒見てくれることになっていた。

ここの所、力が有り余っているようなので、

UFOに乗せて療育施設内を歩き回ってもらう事にした。


すると、個人面談が終わるまでの約一時間の間、

ず~っと歩き続けて施設内の隅から隅まで行って来たようだ。

そんなに動き回ったのに、お昼寝は寝つきが悪かった。