熱烈歓迎!! | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 晴れ

久しぶりの保育園だ。

療育施設の方が初登園だったので良かった。 (^_^;)

保育園はとにかく別世界の賑やかさで、翔が馴染めるかいつも心配だ。


クラスの部屋に入ると元気の良い声が聞こえてきた。

「あっ、ショウくんだ!!」

翔の様子を見ると全然平気なようだ。

そんな事よりも、暖かい部屋に入れてホッとしているようだ。


椅子に座らせると、それを待っていたかのように、

Sちゃんが駆け寄ってきて、翔に抱きついた。

先生が「ショウくんが苦しがっているよ!」 と、

言ってもなかなか離れない。

以前とは違い、翔もまんざら嫌な様ではない。

ニヒルな笑みを浮かべている。 マイッタナァ~ (`∀´)


全く話せない翔が何故もてるのか?

女心はサッパリ分からない・・・。 ┐( ̄ヘ ̄)┌


でも、余りの “ 熱・烈・歓・迎 ” ぶりに、

もう一人のRちゃんは付いて行けず、引いてしまった。

もともとRちゃんは控えめな子だからだ。



お昼寝は余りしなかったようだ。

とにかく最近は体力が余っているのか? 眠くないらしい。

家に帰ってきても、三段防波堤を超えていくし、

夜になっても眠くならないようだ。