PWC in Slovenije Vol.10 競技中止 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<海外遠征> 晴れ 飛べたかも?
寒冷前線が通過して、朝から雲一つ無い快晴だ。
ただし風がとても強くなる予報が出ている。
オーガナイザーは10時まで待ったが、
天気予報は良い方へ更新されなかった。
キャンセルである。


アクセルが万全なので、
今日こそはトップゴールをしてやろうと思って
意気込んでいたのに残念だ。


午後に山に登った扇沢選手の話では、

山頂付近の風は穏やかだったらしく、

飛べたかも?と言っていた。 。(´д`lll)



結局、クリスチャン・マウラーが優勝し、
今年もシリーズチャンピオンに王手を掛け、
二年連続チャンピオンという快挙を成し遂げようとしている。


噂のバリック兄弟は揃って、一本ずつ失敗をしたが、
そのスピードはズバ抜けていた。彼らだけでなく
東欧勢力が西欧勢力を脅かしつつあるのが今の現状だ。


来年のスケジュールが仮発表された。
04/07-14 日本
06/02-09 スペイン
07/14-21 イタリア
08/26-01 トルコ
10/13-20 アルゼンチン


同時に2008年のワールドカップの

新しい開催方法が仮提案された。
開催場所をいくつかのステージに区切り、
上位入賞者がスーパー・ファイナル(最終決勝戦)に
進めるという予選方式だ。


ヨーロッパ
アジア・オセアニア
パンアメリカ(南北アメリカ大陸)
アフリカ?


年間5戦から、7~8戦+Super Finalという事になる。
全て参加出来るのは大金持ちかチームパイロットだけだろう。
勿論、各ステージに関係なく大会に出場できるようなので、
最終決勝戦を気にしなければスポット参加も可能だと思われる。


ワールドカップ実行委員としては、
全戦を放映してもらう事は難しいが、スーパー・ファイナルだけでも
メディアに取り上げてもらえば、多くのスポンサーが付き
より良い運営が可能になるという目論見らしい。


この業界の発展のためにも頑張ってもらい上手くいく事を願いたい。