特別な毎日 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園>

保育園で、R246のガード下公園に散歩に出かけたようだ。

直射日光は当たらないし、風通しも良い。

おまけに直ぐ隣を小田急線が走っているので、

ひっきりなしに電車が通るので、翔は大喜びだったようだ。


お昼ご飯も全部たいらげ、お昼寝も15時までぐっすりして、

クラスメイトが起きてもまだ寝ていたそうだ。


家では相変わらず、「コロコロの木」で遊びたい様で、

台を引っ張り出して、「あ~、あ~」と呼ぶ。 ≧(´▽`)≦ (^-^)


今日も何事も無く一日が終わった。

翔の場合は、日本の平均寿命は保証されていない。

いつ何時、状態が一変すすかもしれない。


ふと、普通の子供の親のように、

目が覚めたら昨日と同じ暮らしが待っていて、

毎日を特別な物だと意識しなくてもよい時が来たらと夢見るときも有る。


一方で、翔は長く生きれるかもしれない。

でも、川地が亡くなった後の事を思うと

それはそれで、また心配になる。


今はただ一日一日を大事にして生きていくしかない。

何か特別な事をするわけでは無く、同じ事の繰り返しなのだが、

それでも、意識しないで漫然と生きて行くよりは、

意識した方が意義の有る一日になると思う。