翔の観察力 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園->療育施設>

昨日から翔は風邪気味だ。

鼻水は垂れないが、鼻の奥でジュルジュル音がする。

夜もぐっすり眠れないようで、朝から機嫌が悪い。


大学病院から風邪をひいた時に、

早目に対処して悪化を防ぐように、お薬を処方してもらっている。


ところが、最近の翔は観察力と直感が鋭くなったので、

キッチンでお薬を準備していると感づいてしまい、

食べ物、例えばヨーグルトにお薬を混ぜているとばれてしまう。

一度警戒すると、その食べ物が例え大好物だとしても、

決して食べようとしないのである。


ご飯を食べる前に用意していても、

会話の中で、「そろそろお薬を与えないと・・・」などと、

口走ろうものなら、その途端に食べ物を食べなくなってしまう。 (-_-;)


以前にも書いたのだが、

“話せない”が、“聞き取れる”のである。

それはそれで、とても喜ばしい事だが、

日常生活がとても大変にもなる。


今日の翔の悪さををワイフに報告していると、

「そんな事を報告しなくていいよ!」と怒るのだ。 (。・ε・。)

まあ、それはそれで可愛いのだが・・・。 (~∀~)