<海外ツアー>
朝から雷雨予報がフランス全土に出ていた。飛べる見通しは全く無く、今日こそは断念しなければならないと覚悟した。しかし、見渡す限り周辺が雨雲ばかりなのに対し、モリジン上空は何故か薄日が差して飛べそうな雰囲気だ。今ここに留まれば午前中だけでも飛べそうなのでモリジンで飛ぶことにして、午後はその時の観天望気と情報収集した各エリアの状況で移動することにした。
到着した時から、お客様が緊張されてランディングが危なっかしいので、１～２本ぶっ飛んで見知らぬ土地に着陸する際の感覚を掴んでもらう良い機会になった。
その後、お昼を食べにモリジンの町に出かけた。パンやサンドイッチを買ってホテルで食べるグルーとレストランでスパゲティーを食べたいグループに分かれたことが、今日の運命の分かれ道となった。サンドイッチグループは飛べて勝ち組となった。