当該音楽がリリースされたのは1984年。

アルバム「夏の旅」の一つでした。

少年時代に近所の「奥様」と呼ばれる未亡人が私の家に水羊羹などを片手においでになられてました。

宮内庁にお勤めだったご主人を早くに亡くされ、私の祖母が無二の親友のようで、

夏でもきちんと着物姿で日傘をさされてお越しになられてました。

悪がきだった私もその奥様の前ではその只者でないオーラに礼儀正しくしてました。

そんな少年時代を親元離れて学生生活をしていた私に遠い情景を思い出させたのがこの音楽でした。

松岡直也氏の音楽には珍しいテクノ調の音楽ですが、田舎の夏は何となく喧騒感があって、

情景にマッチしてました。

氏の非凡な才能は日本のフュージョンの先駆者として、多くの人々を魅了しました。

35年近く彼の音楽を聴き続けた私のミュージックブックの多くを占めます。

合掌