地球から見て太陽と月が重なり、太陽が隠される現象が日食です。太陽が全部隠れると「皆既日食」、一部だけ隠れると「部分日食」です。「金環日食」はその中間のような現象で、太陽と月がぴったり重なったときに月の見かけが小さい場合に起こる、太陽の周囲がリング状に見える日食です。

日食は毎年数回ずつ、地球上のどこかで見られますが、日本で金環日食が見られるのは1987年以来25年ぶりです。九州南部から四国、近畿、東海、関東などで金環日食が見られ、そのほかの全国で大きく欠けた部分日食が見られます。欠け始めは6時ごろ、一番大きく欠けるのは7時半ごろ、終わりは9時ごろです。時刻や欠け具合は観測地によって異なるので、詳しい情報を確認してください。

皆既日食と違い、金環日食や部分日食では空は真っ暗にはならず、太陽の光は強いままです。日食グラスなど専用の器具を用いて、安全に観察しましょう。