「家が流される前に、せめてアルバムだけでも持ち出したい!」

こ­うして田島家の人たちが、流される直前の自宅にアルバムを取りに­いき、

自宅に「さようなら」と言う場面。

数日後、水害で壊れた屋根を発見し、その上に座って語りながら、­

家庭崩壊していた田島家の絆が戻る場面。

母の浮気、父の無関心、姉の不倫、そしてその秘密を知る息子。

当時としてはセンセーショナルでした。

山田太一の鋭い考察が光ります。