フェデリコ・フェリーニの「カサノバ 」

1976年の作品です。

主演 ドナルド・サザーランド

1000人もの女性と枕をともにしたともいわれる歴史上の好色男。

国家の崩壊100年後に現れた異端児。

しかし、彼の自叙伝「我が生涯の物語」は後世の人たちに影響を与えた。

当該映画は官能性は否めなく、オカルトチックですが、

1982年のリチャード・チェンバレン主演の「カサノバ」は官能性を抑えて

ロマンチック・ラブコメディとなってます。

残念ながら当該映画のDVDはありません。VHSです。

カサノバは父親の尽力で法律家を目指しますが、僅か11歳の時に教師の妹に貞操を奪われます。

利発な頭脳故に、その後は薬学の道を志しながらも哲学、数学、化学を習得します。

これらの知識は将来的に高貴な貴婦人をたぶらかすためのカバラ、黒魔術、錬金術へと発展します。

彼は、平民の出身ですが、貴族の地位を獲得するのは軍隊への入隊です。

中隊長の衣装を纏い、敵国の軍隊にわざと捕まり、将軍に取り入り厚遇を受けます。

彼は将軍の情婦と恋に落ち、駆け落ちを諮りますが、旅中、浮気がバレ、敢え無く離別。

その後は放蕩三昧。脱出不可能とされた投獄生活から見事に脱走をし、その後は貴婦人を

後ろ盾にお金儲け。快楽や破産で気がふれた貴婦人も少なくないといいます。

旅と女遊びの繰り返しの人生ですが、晩年旅先で偶然にも救った若い妊婦が我が子であることを

知ります。将軍の情婦との駆け落ちの時にできた子供だったのです。

破天荒でいい加減なプレイボーイだった彼もさすがに、懺悔の念に駆られます。

余生は自伝の執筆に入り、静かに人寝性を閉じます。

カサノバの人生を端的に記せば上記の通りです。

なかなか、真似はできません。

何百年も経った今日でも愛される訳とは一体何でしょう?

女の敵であっただでしょうが、一概には言えません。

時代の寵児だったのでしょうね。