論理的に考えることを、ロジカル・シンキングと言います。この考え方は、アメリカで生まれました。 アメリカは、多民族国家のため、曖昧を排除し、納得性の高い共通ルールが必要でした。特にビジネスの世界では、誤解があると、双方に大きなデメリットが生じます。 そのため、誤解の根源は、曖昧であるとの認識のもとに、論理的に考え、お互いに納得できる考え方が重要となったのです。 簡単に言えば、曖昧な表現をしないようにするというのが、ロジカル・シンキングの基本です。どのように表現したら、曖昧な表現にならないか、そして誤解を生まないかを考えるのが、ロジカル・シンキングなのです。 ロジカル・シンキングをしないと、曖昧であったり、誤解が生じたりというだけでなく、全体像が見えないということが起こります。 全体像が見えないなかで、個別の話をしても、その内容は、全体の方向性とずれる可能性があるのです。 さらに、ロジカル・シンキングができない人は、同じ失敗を繰り返すという傾向があるそうです。それは、論理的に分析していないため、失敗しても、精神的に反省するだけで、行動や考え方を変えるといった論理的な反省ができないからです。 そのために、曖昧な表現を繰り返し、誤解を生じさせ、何度も同じ失敗を繰り返すのです。同じ失敗を繰り返す人は、反省ができない人です。そして、精神的な反省しかできない人は、ロジカル・シンキングができない人と言えるでしょう。 ロジカル・シンキングの基本は、曖昧の排除です。そのために重要なことは、5W2H(Why、What、Who、When、Where、How、How much)を考え方、伝え方、表現の仕方に常に取り入れることです。 日本人は、ロジカル・シンキングが苦手な民族だと言われています。その理由は、二つあります。一つは、単一民族なため、他民族との会話や関わりを持つ必要がないということです。同じ民族同士のためにお互いに理解し易いので、論理的に考えるという習慣がないのです。 そしてもう一つは、日本語という言語の問題です。日本語は、曖昧な言語の代表的なものです。そのため、日々曖昧な表現の中で生活しているため、言葉に表れない曖昧な部分を、それぞれがニュアンスから解釈するのです。 同じ日本人同士なら、曖昧な表現をしても、通じるものだという認識があるのです。 しかし、今や、ビジネスの世界は、グローバルな時代です。様々な国の人と関わりを持つということは、避けて通れません。 そのためには、誤解を生じないように、曖昧な表現を避け、同じ失敗を繰り返さないようなロジカル・シンキングという考え方が重要なのです。
私の仕事にしばしば現れるテーマです。今日は真面目に…
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