私は、これまで何度も「当たり前のことを、当たり前にできるようにしましょう」と言ってきました。 では、当たり前のこととはどんなことでしょう。 「そんなことは当たり前だ」と言われても、なぜ当たり前なのかどうか判りません。もし、当たり前だと思っていなければ、やって良いのかどうかが判りません。 そこで、今日は、当たり前の定義をしたいと思います。 当たり前とは、簡単に言えば、特別なこと、特殊なこと、例外でないことと言えます。 「これは当たり前のことなのか」と迷った時には、まずは、特別なことか、特殊なことか、例外なことかを考えて下さい。 特別なこととは、ある特定な人や、ある期間に限ったことなど、ある条件によって、区別されていることです。 特殊なこととは、平均的なものではなく、普通の域を超えた下位と上位のケースのことです。 例外なこととは、普通の場合から外れて、一般的な原則や基本から外れていることです。 この三つのことの共通点は、大部分のことではないということです。逆に言えば、当たり前のこととは、大部分が対象になるということです。 このことを基本に考えて下さい。 しかし、それでも、「自分の考えは、大部分には該当しない」と思う人がいれば、それは当たり前ではなくなってしまいます。 それぞれの考え方だけで、当たり前と思ったり、そうでなかったりすれば混乱してしまうでしょう。 そこで、会社の中では、先ほどの特別なこと、特殊なこと、例外でないことと以外に、最低限の当たり前の定義をすることとします。 それは、会社の規則や決まり、指示があったこととします。これは、とても当たり前のことです。 規則を守り、決まった通りに行い、指示に従うことが、最低限の当たり前のことです。 しかし、現実には、決まった通りに行わない、指示に従わないようなことが見受けられます。こんな当たり前のことができないで、特別なこと、特殊なこと、例外でないこととの判断ができるはずもありません。 当たり前のことを、何度も注意されないで、当たり前にできるようにしましょう。 当たり前のことを当たり前に行うことは、普通の会社が普通にすることです。このことは、特別なことでも、特殊なことでも、例外的なことでもないのです。 普通の会社が普通になることなのです。普通のことができないようで、普通よりも立派になることなどできません。普通の会社以上を目指し、普通の会社よりも多くの給与がもらえるようにするには、普通では駄目なのです。 普通以上を目指すためには、普通に、当たり前のことを、当たり前にできなければならないのです。この当たり前のことを、私たちは、簡単にできるようにしましょう。それができなければ、普通以上にはなれません。
 感謝。