ある病院経営者から聞いた話 | HAJIMEのひとりごと

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先日、久しぶりに会った、ある病院の経営管理者と面談したときの話を紹介します。

その経営者は先を見るのに長けていることで有名だが、来年以降の
病床機能の報告と地域医療ビジョンに注目している。
また病床機能の報告の中に高度急性期という区分があるが、そのモ
デルは韓国にあり、病院経営者で韓国の動向を見ている人も少なく
ない。高度医療を行うための条件(施設基準でなく、目安)は、1
診療科当たり10人以上の医師がいること。10人いるとそれぞれ
異なった専門を持つのでその診療科・領域のどんな疾患にも対応で
きる。10人医師が集められない診療科はやめた方がいい。
韓国では病院全体の12%がつぶれ、新陳代謝が図られている。日
本ではそれが起きない。今後は病院も最適な機能を選択していく必
要がある。
病院が変われば、患者の流れも変わって行く
のは至極当然のことだ。
やはり薬局・介護サービス経営者、製薬企業エリアマネージャーは、今から地域医療への関心を高

め、その動向をウォッチしておくことが大切である。


今後行われる病床機能の報告は、高度急性期・一般急性期・回復期

・長期療養に区分される見込みだが、回復期の機能にも注目してい
る。
回復期リハビリ病棟を持つ病院におけるセラピストの数は、回復期
リハのベッド数の1/2から同数くらいまで必要である。
(この病院では)回復期では月120万上がる。平均2ヶ月の在院
で240万の医療費がかかる。リハビリ病院は75歳以上の患者の
入院が多いが、これだけ医療費をかけてそのゴールがポータブルト
イレで用を済ませるようにすること、という場合も多い。それがゴ
ールで良いのかという疑問もあるという。
「社会復帰して社会に貢献できる生産年齢の人のリハビリテーション
にも、もっとカネ(医療費)を投入すべき」(この病院経営者)、と考えているという。

このケースのように、今後回復期の病床機能を重視する経営者が増
えると考えられる。
それは地域連携の進化とも捉えることができ

る。