昨日の中医協で、特殊疾患療養病棟と障害者 病棟(障害者施設等入院基本料)の見直しの方向性が示された。
以前から私も指摘していたのだが一部の(というか一部を除いて)特殊疾患療養病棟が、事実上重度の療養病床になっていた。
さらに加算(特殊疾患入院施設管理加算)がつくため、療養病床として運用するより経営的にメリットがあったのも事実である。障害者病棟についても同様で、本来難病、意識障害者を対象としていたはずが、「重度の肢体不自由者」が多く占める病棟になっており、その原因は脳卒中後の患者を対象としたからである。しかもその「重度の-」も、身障者手帳1級、2級程度などで認めるなど基準もあいまいであった。都道府県によって基準にもばらつきがあった。
今回は、脳卒中後の患者は対象外とするということ。療養病床へ移行するため、計画管理料を新設、入院患者について移行の場合、特殊疾患1は医療区分3、特殊疾患2、障害者病棟は医療区分2とみなす措置になる。
今年の春、弊社セミナーで私は「このままだと次回改定で、障害者病棟は大幅に対象疾患が絞られる」と申し上げたが、どうも現実になりそうである。