毎日新聞朝刊の「メタボ再考」4回目もまた衝撃的だった。
大きなタイトルに「『病人』も医療費も増加?」、小さなタイトルに「即・病院行き」とある。
人間ドッグ協会の調査データとして次のことが記されている。
保健指導対象者は14.9%
受診勧奨の対象者は34.7%
受診勧奨者が多いということと、某健診センター所長のコメントとして、「新制度が始まれば、受診勧奨値を超えた人にすぐ薬物を処方する医師が多いだろう」と紹介している。
製薬会社にとっては、軽症者への第一選択剤になれば処方チャンス拡大ということになる。軽症者へはマイルドで副作用の少ない製品、難治例には効果の強いものという2つの製品を持てば、マーケティング展開もやりやすい。
ARBに、利尿剤またはCCB(カルシウム拮抗剤)を配合した合剤が発売、もしくは申請中だが、これなど上記使い分けに有効だろう。
また、医療統計学者のコメントとして、受診勧奨者が全員医療機関で受診すれば年間医療費が4兆~4兆7,000億円増えるという試算を示していた。
日本人の国民性から考えると、もともと農耕民族だから「周りがやれば自分もやる」となる可能性もなくはない。しかし、それは高度経済成長時代で、終身雇用、差をつけない人事、社宅など福利厚生の充実などが当たり前だった時代ならそうなっただろう。しかし今の世相を考えた場合、保険料、年金を払わない人が急増、病院も未収が増え、給食費すら払わない人すらいる状況である。
医療費すら払わない人が、お金を払って保健指導を受けるのか?、また受診勧奨⇒即治療となっても継続受診するのかという課題が残る。
寝て起きたら脚の痛みは消失していた。素人判断だが、冷えと疲れなのかなあと思った。
昨夜は自分に「受診勧奨」したが、今日受診するのは止めにしよう。