初めてアメリカを訪れたのは、忘れもしない1991年10月のことである。このときは視察ツアーだった。アメリカの医薬品流通や病院見学を目的としたツアーの事務局として同道したのであった。
成田を夕方に出発するデルタ航空のポートランド行きDL052便で太平洋を越え、さらにアトランタへ。アトランタからロサンゼルスに戻って、成田へというルートだった。
しかし成田に行くとびっくり。DL052便が欠航なのである。添乗員さんがいるツアーだったので、急きょ他の便を手配してくれた。それがロサンゼルス行きDL078便だった。機材は当時最新鋭のMD11だった。
今ではロスに飛ぶなど、夜行バスで東京から大阪に行く位の感覚だが(ちょうど所要時間も同じくらいだし)、当時は興奮し機内でもあまり眠れなかったように記憶している。ロスからポートランドへは、ユナイテッドの国内線、機種はB737-300だった。
アトランタへの移動はトライスター。かなり年季のはいった機体で後部座席だったのでエンジン騒音が大きかった。MD11もトライスター機もエンジン3発機で、機体後方の尾翼部にもエンジンがあったので、機体後部の騒音が大きかったのである。アトランタからロスまでもトライスターだったが、ロス経由ホノルル行きの便で機体も「国内線」仕様だった。
ロスから成田へは、再びMD11。このときに機内販売で自分へのお土産を買った。それはモデルプレーンである。
当時のデルタ航空の主力機をセットにしたドイツ製ダイキャスト製モデルで、機種はMD11、トライスター、B727-200、B737-300、そしてB767-200だった。今回の引っ越しの際、引出しの奥からこのモデルが「発掘」された。とても懐かしく初訪米の時のことを思い出したのである。
旅行のアンソロジーシリーズとして、これからぼちぼちblogに書いて行くことにしよう。

