医療を悪くしているのは・・・? | HAJIMEのひとりごと

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昨夜、NHKで医療の特集をやっていた。
日医会長、厚生労働次官も出ていた。
様々な論議の中で気になった発言がいくつかあった。
ひとつは勤務医と開業医の所得格差の話題のところで、勤務医から
「勤務医が(所得が)安く、開業医が高いというしくみをやめれば、双方とも医師を辞めてしまうのではないか。勤務医としてがんばれるのも、開業医になったあとでの所得の(上がる)保証があるから」という趣旨の発言があった。


上がるのはいいとしても、必ずしも全員が勤務医→開業医というステップを踏むとは限らない。
そうであれば、開業医が今以上に増加し、比例配分の考え方からすれば、所得は下がる。


もうひとつ。ある病院の副院長が出演者のジャーナリストに対し、「あなたは医師でもないのに医療のことがわかるのか」と言っていた。ジャーナリストも激怒していたが、まさに暴言だろう。
個々の病院でも、患者や、住民その他周囲の関係者の意見を聞いていく姿勢が必要といわれている世の中なのに、「医師しか医療はわからない」というのは時代錯誤と言えよう。
まがりなりにもジャーナリストとして、様々な医療関係者や患者などへの取材経験を持ち、それを発表し、評価を得ているからこそそのような番組に呼ばれたはずだ。


来月、ある医師会で講演するが、主催者から、「人に教えてもらうことはない」と欠席を伝えてきた医師がいたことを知らされた。
人に会えば、それだけ何か違った情報が得られるという気持ちになれないのだろうか・・・。
「医師でなければ医療はわからない」という人と同じタイプが、日本にはまだまだ多いということだろう。
医療を悪くしているのは、実はそういう人たちなのかも知れない。