療養病床全国研究会より | HAJIMEのひとりごと

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1日目の特別講演では、厚生労働省宮島審議官の講演がありました。

私もブースを抜け出し、聴講しました。以下はその要旨です。


病床機能は3区分、急性期はDPCに限定?

宮島審議官は、2012年の介護療養病床の廃止問題に触れ、「介護療養病床へ、バージョンアップを迫る最初のドラマであった」と発言しました。

さらに、「先に成立した医療改革法だけでは片付かない様々な問題がある。医師不足、臨床研修制度による問題などが山積している。療養病床の再編問題もこうした問題のひとつと位置づけている」としました。

また、入院医療の効率化については、「2010年までに平均在院日数を現在の35日から、現在もっとも短い長野県並みの27日にする。25%在院日数を短縮するということは、それだけベッドが不要になること」と発言、(内容に関する)議論はこれからとしながらも、病床の大幅な削減を示唆しました。

今後の病床のあり方に触れ、病床機能を3つに区分し、「特定機能病院・一般病床急性期」、「亜急性期ユニット・回復期リハ病棟」、「医療療養」のグループに再編していくと述べました。その中で、「特定機能・一般病床急性期はDPCとする」、「いわゆる今の一般病床が、亜急性期、回復期リハに区分されていく」、「慢性期が医療療養」と明言し、現行の一般病床をDPCベースの急性期病床と、亜急性期・回復期リハに区分するという考え方を示しました。

亜急性期ユニットに関しては、いかなる内容を持つかを詰めていくと述べ、「急性期でない『真ん中の機能』をどう明確化するかが大きな課題」としました。


療養病床の方向性

療養病床については、地域ケア体制、介護保険事業計画、医療計画及び医療費適正化計画の中で論議していくとしました。その上で老健、特養における医療のあり方について検討するとしました。

今回の宮島審議官のコメントを私なりに整理すると、次のようになります。

1.急性期はDPC

2.その他の一般病床は亜急性期か回復期リハに整理

3. 後期高齢者における医療と介護の財源を整理

4. 介護施設の一元化と医療提供体制を検討

以上から推測すると、中小のケアミックス病院が今後、大きな再編の波に洗われるであろうことが考えられます。