麻雀哲学、少し言いすぎかも知れない。
簡単に言うと、「麻雀におけるMyRule」
のことだ。

いくつか「MyRule」を持つと、
困った時等に
「打牌のブレ」が少なくなるので、
有効だ。

失敗してもかまわない。
少しずつ修正して
精度を上げていけばよい。

私は「故ロッキー堀江」さんが
運営していた「SPロッキー」出身者。

SPは「Study&Play」の意味。

故ロッキー堀江は、
初期のプロ連盟を立ち上げた方の一人。
今でいう鳳凰位まで登りつめた方だ。
分け合って、連盟を脱退した後、
大宮に「SPロッキー」を開店させた。

ルールは一発、裏無し
基本連盟のAルール。
リーチ後の「暗カン」は禁止。
評価は順位のみ。

100,000点トップも、
30,100点トップも価値は同じ。

また、順位のみ評価のため
ラス確の上がりはご法度。
逆転の手作りを行うか、
ダルマになるかの選択になる。

そんな「SPロッキー」で、
いろいろと教えて頂いた。

①摸打は瞬時に
 速さは鋭であり、迷いは鈍である。
 わすかな時間で、
 場を見て、河を見て、考えておく。
 考えているから迷いはない。

 失敗してもよい。
 徐々に精度が上がっていく。

②ドラは聴牌で切る。
 雀鬼流と同じだ。

 自己都合だけで、ドラを早切りすると
 故ロッキーさんのチェックが入り、
 対局終了後に、いろいろ質問される。

 雀力を上げたい、
 基本ができていないと感じている方は
 まずは、「ドラは聴牌で切る」から
 始めてはどうだろうか。


●「暴牌」について
 「暴牌」=ドラ。
 これは理解できると思う。

 しかし、これだけではない、
 一人で、中ポン、白ポンの場合は
 何が「暴牌」になるか。

 また、下家が染め手の時
 何が「暴牌」になるか。

 「暴牌」とは、
 その局のキーなる牌のことである。

 雀力を上げたい、
 基本ができていないと感じている方は
 この局で何が「暴牌」になるのか
 見極める訓練が必要になる。

 これらを認識することで
 ようやく「麻雀を打つ権利」が
 与えられる。
 (雀聖、故阿佐田哲也さんの
 「Aクラス麻雀」より)


では、ある意味麻雀のキーとなる
「ドラ」について再考する。

麻雀はドラを集めるゲームではないが、
自分にドラが無い時は
他家にドラが集まっているのは
周知の事実。

①ドラは聴牌で切る。
  ここからがスタートだ。

②ドラは一通、三色等の2翻役と
 バーター(交換)する。

③十分な手格好になってから
 (イーシャンテン等)
 →「ドラは聴牌で切る。」
   ができてからの話。

では、ここから直近の実戦譜より

実戦譜①

南二局、親番、ドラ南、中盤。

一一七八九123789⑨南
のイーシャンテン。

一自摸orポン、打⑨でドラ南タンキ。
ドラ南自摸はダマ。

と考えていたところ、ツモ⑧。

思わず「マジかよー。」と
うなってしまった。
そして、小考してしまった。
(2~3秒)


面前で十分な勝負手になってしまった。
当然ドラを切る。

小考していたのは、
「親リーする」かどうか。

ここは、ダマ。打南。

待ってましたと
対面から「ポン」の声。

ポンテンかイーシャンテン。
他家も「聴牌かな?」と
疑心暗鬼。

これで、OK。
対面とのめくりあい。

しかし、
下家の喰いタンに放銃して
終局。

その場にいた
プロ団体Aリーガの方に
すぐに「親リーするかどうか」確認をした。

回答は以下のとおり。
「ダマで12,000点。
ツモって6,000all。
ダマで十分」。

戦術としては、間違っていなかった。

聴牌までが技術。
上がりは「他力本願」。

上がりは、
自分一人での力では決められない。
他家とのいろいろな状況、条件の
兼ね合いで決まる部分が
多いという意味。

最高位戦代表 新津潔
「麻雀押し引きの戦術」より。

実戦譜②

東二局、南家、ドラ4、配牌。

②③④⑦⑧4五六西西中中白
な感じ。

序盤で、中→④とツモる。

②③④⑦⑧4五六西西中中中 ツモ④

本選は中+メンホン。
しかし、リーチ中ドラ1と
点差は変わらない。

このタイミングでドラ4sを
切りのは早すぎる。
マンズの両面ターツ落とし。

②③④④⑦⑧4六西西中中中 ツモ⑨、打五

7巡目、
②③④④⑦⑧⑨4西西中中中 ツモ西、打4

2巡後
②③④④⑦⑧⑨西西西中中中 ツモ①

2,000/4,000。

他家は納得ずくの様子だった。

キーワードは「麻雀を打つ権利」。