「ケン」とは、
その局に参加しないことを指す。
これは、最高位戦新津代表の
「押し引きの麻雀戦術」からの引用。
一半荘に1.2回「ケン」をしている。
配牌から「ケン」するときもあるし、
途中で「ケン」する時もある。
「オリ」とちょっと違う。
野球だと、攻守が入れ替わり
ノーアウトランナー無しから始まる。
バレーボールでも、1セット終わったら、
0対0からリセットされる。
麻雀も1局終われば、配牌からやり直しだ。
しかし、他の競技、スポーツと違い、
配牌から不公平が出るのが麻雀という競技だ。
だから、毎局上がりに向かうのは、
「愚策」だ。
自分の上がりが望めない時は、
相手も上がらせない。
序盤が長引けば、上がりは出にくい。
流局OKだ。
その時は、役牌は切らないことにしている。
ここで、話が変わるか、
麻雀には「条件戦」の闘い方が
必要な時がある。
賭け麻雀なら、負け分を少しでも
取り返すために「条件戦」を無視しても
良いと思う。全ては「金」で解決するから。
私は、2015年初に他界された
ロッキー堀江さん(享年62歳)の
「SPロッキー」の出身者だ。
ここでは、一発、裏無しの
「順位戦」のみの勝負。
何点とってもトップはトップ。
それ以外何も無い。
そのため、トップはトップなりの打ち回しが
要求される。逆にラスはラス確の上がりは
御法度。逆転の手牌を作るか、ダルマになる、
すなわち、「ケン」するしかない。
このために、ハネツモを狙う打ち方を
勉強してきた。今もしている。
倍ツモは、チンイツか役満狙いだ。
あるμ月例大会の4戦目、
4戦終了後にトーダルマイナスポイントは
敗退というシステムになっている。
時間切れcallを受けた、最終局三着の親番。
条件的に6,000allが必要。
ドラ②、中盤
三三四四四五六七22②③④ ツモ④、打四。
ドラ含みイーペイコウと
メンタンピンツモイーペイコウドラ1の
両天秤にかけた。
意味の無い、二着確定の
メンタンピンツモドラ1を拒否しての
手組だった。
結局は二着目がトップ目より、
ペン三、イーペイコウドラ3で終局。
条件戦には条件をクリアする
手牌構成が要求される。
でなければ「ケン」だ。
麻雀は四人で打っている。
これも雀士として、
誰からも評価されない
プライドをかけた
「己自身との厳しい闘い」だ。
最後に、故ロッキー堀江さんは、
初期のプロ連盟の発起人の一人だ。
今でいう、「鳳凰位」にも登りつめた。
わけあって、連盟を脱退して
日本最初のノーレート雀壮の運営をした方だ。
ロッキー堀江さんの有名な卒業生は
元最高位新井さん(学生の時)、
協会大崎初音さん(プロ前)等。