所属プロダクションの渡辺プロダクションが作成されたと思います。
2月発売の新曲「おもいきり泣かせて」と2月封切りの映画「愛のきずな」の告知を兼ねています。
この年の園まりさんは1月の日劇での舞台「まりちゃんといっしょザドリフターズショー」からのスタートでした。
2月に公開された東宝映画「愛のきずな」での演技は評価されましたが、この月に発売された「おもいきり泣かせて」のオリコン週間ランキングは71位止まりでした。
3月13日にTBSテレビ「歌のグランプリ 100回記念」に出演して「逢いたくて逢いたくて」を歌唱されたカラー映像は現存しています。
4月にはデビュー7周年記念の「園まり歌謡大全集」が発売され6月には日劇で「園まりショー」が開催されますが、1966年から続いた日劇でのワンマンショーは、これが最後になります。
この頃、肺結核で療養中だった平尾昌晃さんの大手術が成功しますが二人の交際の終了が週刊誌で報じられました。
7月に発売されたカバーアルバム「恋のささやき」12月に発売されたオリジナルアルバム「恋の宴は果てしなく」は園まりさんのレコードアルバムの中で名盤だと思いますがシングル盤は6月発売の「このままでいいの」は週間ランキング90位、10月発売の「捨て煙草」は週間ランキング98位と低迷を続け11月発売の猪俣公章さんと初めてタッグを組んだ演歌「気にかかる」も週間ランキング80位止まりでした。
そして事前には当確予想だった紅白歌合戦に江利チエミさんらと一緒に落選しました。
この年の紅白歌合戦の司会は坂本九さんと伊東ゆかりさんで中尾ミエさん、梓みちよさん、ザピーナッツさんらが出場する中での落選でしたので園まりさんの受けた衝撃は計り知れないものがあったと思います。