金木犀の香り。 | ぽっぽっぽ、散歩の旅。

ぽっぽっぽ、散歩の旅。

ひねもすのたりの日々報告。

神無月十三日。

薄曇り。



ご無沙汰して居ります。

お元気ですか。

一昨日、長旅から戻って参りました。



本来ならば直ぐにでも旅の報告を記す所なのですが、

帰宅後、検品と次作に入った為、

今日に為りました。




では、旅のお話し。


九月二十九日午後十時半出立。

東京湾を潜り、西行き。

富士川の河川敷で仮眠と、富士山を望みながら珈琲を淹れる。

再び、西行き。


愛知県に入った頃から渋滞に巻き込まれ、

右往左往。

月末の金曜日故、致し方無し。

日暮れ前に長浜の街入りし、

出展場所の下見をしたかったのですが、叶わず。

街外れの温泉にゆっくり浸かった後、就寝。


明けて青空の下、アートイン長浜 の開催です。

当方の出展場所は、北ー12。


ぽっぽっぽ、散歩の旅。



ぽっぽっぽ、散歩の旅。

古い城下町で、軒先を借りての出展。

実行委員の方達には細目に対応して頂けるし、

出展場所前の川魚専門店「魚三」さんにもお世話になり、

本当に心地良い出展でした。



明けて二日目の朝、

ぽっぽっぽ、散歩の旅。


琵琶湖の畔で珈琲を淹れ、朝ごパン。


ぽっぽっぽ、散歩の旅。


長浜城。




静岡のご贔屓筋のYさんご夫婦が、ご来店。

以前からYさんに、この催事のお話しを伺って居たのですが、

いやぁ、噂に違わず面白い催事でした。

Yさんの古友の竹想舎さんとも知り合えたし、

遠方でなかなか会うことも叶わぬ懇意の創り手さんとも再会を果たしたし、

街中に漂う金木犀の香りの様に、

何とも云えぬ甘酸っぱい二日間でした。



「僕の部屋は、古さんの作品だらけだよ。」 と、

Yさんに嬉しいお言葉と共にまた、

「ハチドリ」をご贔屓にして頂いた。
本当にありがとうございます。

美味しい差し入れまで頂いて、

感謝感謝。



不思議なもので、Yさんに「ハチドリ」をご贔屓にして頂いてから、

「種」や「まるまる」、そして再びご来店の若夫婦さんに「ふっこく」も、

竹想舎さんには「佇み」を

立て続けに拙品をご贔屓頂いた。

ありがとうございます。

感謝感謝。

霊験あらたかなYさんでした。











帰宅後、

我が家の神さんに、

その話しをしたら、

「ありがたいねぇ。」 と、曰った。

本当に。




神さんの云う事だから、間違い無し。

旅はつづく。