転送させて頂きます | 全力失走

転送させて頂きます

アメリカの同時多発テロで、貿易センタービルに一機目が激突した後、

救助のために最初にビル内に突入した数百名のレスキュー隊の一人で、

行方不明になってしまった29歳の消防士の方が生前書いていたものだそうです。



「最後だとわかっていたなら」

           ローラ・ホートン


あなたが眠りにつくのを見るのが

最後だとわかっていたら
私はもっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが

最後だとわかっていたら
私はあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが

最後だとわかっていたら
私はその一部始終をビデオにとって毎日繰り返し見ただろう

確かに いつも明日は やってくる
見過ごしたことも取り返せる
やり間違えた事も やり直す機会が
いつも与えられている

「あなたを愛している」と言うことは
いつだってできるし
「何か手伝おうか?」と声をかけることも
いつだってできる

でも もし それが私の勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
私は 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず

もし明日がこないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや 抱擁や キスをするための ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかと

だから 今日 あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことをそっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから