人は、居心地の良いところに集める! | 大切な人が辞めない仕組みづくり

大切な人が辞めない仕組みづくり

頑張っている人を評価し、褒賞ハワイ旅行プレゼントしたら、1ヶ月で辞めてしまった?など、
マスローの五段階欲求、人間が持っている基本的欲求を知らないと評価が逆効果、人が辞めてしまう。

この前、飲食店の顧問先の社長と話していて面白いことに気づきました。

 

その社長は、お金の使い方が独特なんですよね!

 

当たり前のことですが、人って居やすいところに集まってくるんですよね!

その店は大繁盛ラーメン店ですが、社員0人でパートさんと大学生のアルバイトで店を運営している独特な経営をやっています。

 

その社長はみんなと積極的に飲み食いをすることをやっています。

誕生日の時やクリスマスの時などにもケーキを買って来ておいて、食べさせます。

一人ひとりのお好みに合わせたお菓子とか、飲み物とかケーキとかなどを冷蔵庫に入れておいて、

それを自由に食べていいよ、というふうなことで、部活で腹が減った学生が、部活終わった後に食べるような感覚ですね。

 

そして、大学生のアルバイトたちは、部活動と同じような感覚で店を運営してます。

まとめられるリーダー(部活動の部長的存在)の人に、権限を持たせ、

大まかシフトな方向性は、社長の方で決めていますが、

細かいシフトや教育なども大学生のリーダーが決めています。

 

今、人が集まらなくって他のお店は、大変ですよ…と言ったところ。

募集しなくても、集まりすぎるくらいですとの応えでした。

 

ある程度責任を持って任せてもらえて、居心地が良いお店、楽しいお店には募集しなくても、自然と人が集まってくるんですよね。

自分の友達をご紹介したり、後輩を紹介したりということで、募集しなくても人が集まってくる。

と言う異常なお店になってます。

 

今この人手不足の時代に、この様なお店は、なかなかないのが現実です。

他もお店は、時給をアップして募集をかけても、集まらないのが昨今の現状です。

辞めてしまうなどがあり、補修費用に年間に数十万円使っているのが現実です。

それを考えると、お菓子とか上飲み物とかをアルバイトに毎日提供しても安いものです。

損得で考えず、自然と人の欲求を捉えるのが絶妙に上手な経営者の話しでした。

 

結論として、居心地の良い所、楽しい所には人が自然と集まってくる。

従業員集めもお客様集め(集客)も一緒だなぁ~!と気づかされました。

 

給料も大切だと思いますが、人を集める、人が自然と集まって来る様にするためには、「居心地感」って大切だよね!

つくづく思いました。