こんにちは、インゲンだ。

 

常体とは、今のように、「~だ」というタイプのこと。

敬体は、「~です」となる。

 

さて、今回はより厨二病な記事を書く挑戦なのだが、そんなものを普通にやったら面白くないので、実験がしたい。それがこの記事のタイトルに繋がる。

 

まず厨二病を目指すなら、常体が有利だ。この文章を読んでいればわかるだろう。

 

そして、厨二病な文章になるのにもう一つ重要なパーツは「比喩」。言葉が回りくどいほどお洒落で伝わりやすくなる反面、カッコつけた感じの文章ができていく。

 

 

よって今回は、

「比喩でゴリゴリに武装した敬体」と、

「丸腰の常体」

 

どちらが厨二病か対決を行っていきたいと思う。

この記事は丸腰常体編だ。 では以下、どうぞ。

 

 

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今日は就活スタートの日だった。

 

今日参加した説明会の会場に着いたとき、会場の熱気がまず印象的だった。企業と求職者の必死さがひしひしと伝わる空間に少し気圧されてしまった。

 

そこには営業スマイルの企業の人間と、不安そうな表情の学生がひしめき合っていて、「お話聞いていきませんか」と名刺やパンフレットをぐいぐいと押し付けてくる大人たちは、どうにも相容れないものを感じた。

 

話の上手な人、下手な人、それだけで会社そのものの価値が、求職者の価値が、簡単に決まってしまう、実際の人間性が必ずしも反映されるとは限らない場は、あまり居心地のいいものではなかった。

 

今すぐこの活気づいた空間を抜け出して、誰もいないところに行きたい。

周囲の雰囲気と自分がそぐわないことに気づいて、僕は強くそう思った。

 

僕は、実のところ、まともな就活を経て大企業に就職してやろうという、大多数の希望する進路に迎合する気は更々無い。

 

このブログを以前から読んで下さっている皆さんならお分かりだろうが、こと職業観に関しては僕は少数派で、正統派のやり方ではなく、自分のやり方の通用するクリエイティヴな場以外で働くことは頼まれてもしたくないと思っている。

 

しかし、少数派のやり方を選ぶからには、一般的な就活の様子を見てからでも遅くない。そういう想いで、説明会に臨んで、自分とは違う志を持つ人たちが集まる場で、この上なく疲れて帰ってきたのだった。

 

世間の言う就活と、僕にとっての就活の意味のずれは、あくまでそれぞれの理想の違いであって、どちらかが幸せを諦めているからではないということを強く噛み締めて、自分の理想を追求していきたいと思う。

 

 

お金の貴重さをこのごろ忘れかけていたが、今後は、その重要性が身に染みて分かるようになるだろう。

 

 

悩みの多い日々の中でも、目の前のことを楽しむことは忘れず、明日も同じようにこのブログを更新しようと思う。