義母（いんちゃん）は、とにかく料理が苦手です。
苦手な理由は、主に鶏胸肉しか食べれません。逆に私は鶏胸肉が苦手です。
そのことに同居を始めるまで気がつきませんでした。
それまで頑張り屋の いんちゃんは、無理して食べて、美味しいふりをしていました。
実の息子（主人）も気づかなかったようです。
もちろん主人も天然さんです。普通なら気づきます。
同居を始めてから基本私と主人が夕食の準備をするのですが、週に一度ぐらい気を使って いんちゃんから立候補してきます。（やめてもらいたい）
昨日は、朝から機嫌の良い いんちゃん、たまたま朝見た料理番組の料理を作りたくなったのか、今日は私が作るわと言い放ち、行動派の性格で、そのままスーパーへ直行。
いつものことだけど、変な組み合わせ。
チキンをベーコンで巻いてグリル、グリルというとおしゃれだが、かなり大きな巻物。普通なら薄めのベーコンを使うが、さすが いんちゃんベーコン1cmほどの厚み、もちろんチキンも大きい。
それは一体何という料理ですか？そんなのテレビでやってませんけど。
それとに豚カツ、重すぎるんですけど、それにプラムとトマトのソース。
番組を見ていた時にメモをしたわけでもなく、料理のセンスもないのにイメージだけで作れるわけがない。いつもは案の定な味が、昨日はビックリ不味くもなく美味しくもなく（どちらかというと不味いよりの普通）食べれる味まで持ってきました。
まあプラム缶とトマト缶を混ぜて塩コショウで煮詰めただけですけど。
可愛いのは、皆んなにどうか聞くところ。もちろんお世辞で美味しいと言う。
ただ昨日は私が美味しい（心の声は食べれた）といったのが嬉しかったみたいで大はしゃぎ。
聞いてもいないのに料理の説明、残りのソースを瓶に詰め、ていうかまだそのソース残ってるんですか、それも大鍋半分、こわいこわい。