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金沢大学の太田富久教授らは、放射性物質を含む汚染水を効率よく浄化する粉末を開発した。研究段階の成果だが、実用化すれば1時間に1000トンの水を処理でき、東京電力福島第1原子力発電所で採用された仏アレバの処理能力の20倍に相当するという。東電などに採用を働き掛ける。

 粉末は吸着剤のゼオライトや金属の凝集作用をもつ化学物質を数種類組み合わせたもので、汚染土壌用の浄化剤を改良した。海水中の放射性物質を効率よく取り込んで沈殿する。浄化剤メーカーのクマケン工業(秋田県横手市)と共同開発した。

 放射性でないヨウ素やセシウム、ストロンチウムを1~10PPM(PPMは100万分の1)の濃度に溶かした水で実験したところ、ほぼ100%除去できた。放射性物質の場合でも処理機能に違いはないとしている。

 太田教授らはすでに大規模な処理システムを設計済みで、政府や東電に設置を提案していく。

東京電力福島第1原発の事故後、福島県外で働く同県出身の原発作業員から、通常ならめったにない内部被ばくが見つかるケースが相次いでいる。大半は事故後に福島県に立ち寄っており、水素爆発で飛散した放射性物質を吸い込むなどしたとみられる。周辺住民も同様に内部被ばくした可能性もあり、福島県内の一部自治体は独自に検査を検討している。

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東京電力福島第一原子力発電所で自衛隊ヘリが3月17日に実施した空中からの放水作戦で、ヘリの機長らが読売新聞の取材に応じ、緊迫した機内の様子を振り返った。

 ヘリ2機は、陸自第一ヘリ団(千葉県木更津市)に所属。17日午前、3号機の使用済み核燃料プールに対し、交互に計4回にわたって海水を投下した。

 1番機で作戦を指揮した加藤憲司隊長(39)に最終的な出動命令が下ったのは当日早朝。前日に別のヘリが放水を試みた際には放射線量が高く断念し、この日は、被曝(ひばく)線量を抑えるため、300フィート(約90メートル)の高度を20ノット(時速37キロ)で通過しながら水を投下する作戦を立てた。機体には放射線を防ぐタングステンのシートと鉛板を敷き詰め、隊員は防護服の上に鉛板が入ったチョッキを着用、体内被曝を防ぐヨウ素剤を服用した。当時、露出した核燃料に水を掛ければ水蒸気爆発が起きる危険もあった。「多少のリスクは覚悟していた。いかに正確に飛行するかに集中した」と1番機の伊藤輝紀機長(41)は振り返る。
東日本大震災で住民が散り散りになり、「解散」同然の集落がある。津波で全戸の家が流された牡鹿(おしか)半島の大谷川(おおやがわ)浜(宮城県石巻市)。住民約80人は全員無事だったが、仮の解散式後には仙台市の親族宅やアパートに引っ越し、残ったのは5人だけだった。「もう元には戻れない」。三陸沿岸には、そんな消えかかっている集落がたくさんある。

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地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターでは、今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、自然界に通常存在しない放射性物質の測定を行っています。以下に、その測定結果を速報でお知らせします。

 測定方法としては、大気浮遊塵に含まれる放射性物質を捕集して行うことから、測定結果の数値については、それらの放射性物質が放射線を出す能力(単位はベクレル:Bq)を表しています。

 例えば、10Bq/m3の場合、1m3の空間の中に、1秒間に10個の放射線を出す能力のある放射性物質が存在していることを意味します。

 4月12日以降の測定結果については、より精度の高いデータを得るため、分析時間を長く確保することとしました。そのため、大気中の放射性物質の捕集は1日1回となります。また、発生源との関係において、濃度の上昇が認められた時には、お知らせいたします。
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文部科学省は2011年5月16日、福島第1原発周辺地域について、事故発生から5月11日まで2か月間の積算被ばく放射線量の推定値をまとめたマップを公開した。

県内の2448地点で測定した放射線量の実測値をもとに作成した。
マップを見ると、福島第1原発から北西方向に「計画的避難区域」指定の目安となる年間積算量20ミリシーベルトを超えた地域が広がっている。
計画的避難区域の飯舘村や浪江町では、当初は屋内退避の対象でなかった半径30キロ圏外の一部地域で、すでに積算量20ミリシーベルトを超えている。

警戒区域となった半径20キロ圏外でも、浪江町の1地点で56.6ミリシーベルトと高い積算量が推定されている。

はじめに・・・
現代には膨大な「情報量」があります。
情報過多社会において気をつける事は、他人の情報を鵜呑みにしない、という事だと思います。
私のブログも私なりに調べ、慎重に書いているつもりですが、絶対に正しいとは思っていません。
得た情報を1つ1つ冷静に受け止め、納得できるような情報でも
それが信用出来るかどうかを必ず確かめる「くせ」をつけて下さい。

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元ウラン濃縮研究所長 武田邦彦教授 執筆引用
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福島原発1号機の「メルトダウン」の報道は、「これまでのこと、これからのこと」を考えるのに、鋭い断面をえぐり出しました。
この1号機のことを解説する前に、多くの方が心配している3号機のことに触れたいと思います。
3号機にホウ素を入れたので、「核爆発」の可能性があるということです。
(注1) 「ホウ素」という元素が中性子を吸収する.「ホウ酸」というのはホウ素が酸の形になっているということ。化合物としてはいろいろある。
(注2) 「核爆発」のことを「臨界を越えた」ということもある。「臨界」とは中性子の収支のことを言っていて、「燃え方」のことを意味しているのではない。表面的なことだけを理解している「専門家」の中には「臨界」という中性子の収支のことと、「爆発」という核分裂状態のことを混同している人もいる。あまり大した差異ではない。
ですから、原子炉が破壊されていない状態でホウ素を投入するというのはかなり危険な状態を指しているが、今や3号機はかなり損傷しているので、今回、投入されたホウ素は「ごく小さい核爆発も止めたい」ということであり、問題はありません。
「ホウ素が注入されたが、逃げなくてもよい」
ということです。
安心してください。
福島原発は、これまで「60京ベクレル」というものすごい量の放射性物質を出していて、今はその1万分の1です。
仮に、福島原発で小さな核爆発が起きても、これまでに余りに多い放射性物質が出たので、それに比べるとたいした事はない(身近な放射線量が急に増えることはない)ということです。
奇妙なことですが、最初の一撃が大きかったので、すべて非常識に進んでいます.
・・・・・・・・・
ところで福島原発1号機が「メルトダウン」していたということで、今朝(2011年5月16日)の新聞、テレビは大騒ぎになっています.
でも、私は次のようなコメントを昨夜、あるテレビ局でしました(時間は後に調べて追記)。
1) 報道が「東電の発表」を信じるのは奇妙だ。
2) 1号機の燃料が破壊されているのは、3月下旬に判っている。
3) 日本の報道が、このことを報道しなかったのは「事実」より「正式な発表」を重視するという習慣のためだ。
4) 専門家は、水の循環ができなくなると、発熱量、水の蒸発熱、熱容量、燃料の融点や力学的性質などから、破壊までの時間を計算できる。
5) 従って、東電は3月11日午後4時36分に注水が出来なくなった時点で、午後7時30分には燃料が露出すること、午後9時には燃料が融点に達することの計算を終わっていた。
6) 外からデータを得ている一般の専門家(私など)は、「注水は部分的にしか出来ないから、数日中には燃料は破壊される」ということだけは判る。
7) 12日午後3時36分、水素爆発を起こしているが、1)から6)までのことが起こっているのが判れば、水素の発生量が判り、圧力から格納容器、建屋の水素量の変化が計算できるので、火源があれば、12日の午後には水素爆発が起こることを計算していたと考えられる.
8) 水素爆発で大量の放射性物質が漏洩するかどうかは、原子炉の破壊状態によるが、かなり危険だったことは東電は判っていた。
このコメントは時間枠もあって、あまり放送されないと思います。
また、今日(2011年5月16日)の朝、ある放送で次のコメントをしました。
1) 菅首相が斑目原子力安全委員長と福島原発を視察した時にはすでに1号機は破壊に向かっていた。
2) 菅首相は東京に帰った後「原子炉は大丈夫だ」と言っている。
3) このことは、菅首相がウソを言ったか、斑目委員長が間違ったか、それとも福島原発の吉田所長が事実を伝えなかったかである。
4) いずれにしても誰かが原子力基本法の公開の原則を破っている。
5) 1号機の燃料が破壊されていることが判った(メディアが昨日、判った)ことによって、工程表は変わらない.その理由は東電は工程表を作成するときに、すでに1号機の燃料が破壊されていることを知っていたから。
6) もし東電が1号機のことで工程表を替えたなら、東電は2重のウソをつくことになる.
これも時間枠の制限で、詳しくは放送されませんでした。
私は昨夜からなんとなく違和感を感じていて、この違和感が何によるのか考えていました。
今朝、それが判ったような気がします.
1) 日本のメディアは「事実」より、「公式発表」を重んじる.
2) すでに3月末には原子力学会始め、多くの専門家が「1号機の燃料は破壊されて原子炉の下に落ちているだろう」と言っていたが、「民間の専門家の言うことだから」ということで報道しなかった(のではないか)。
3) そして、東電が発表すると(事実としては取材の結果、知っていたのに)「メルトダウンしていた!」とビックリして見せた。
4) このような「お上主義」、「形式主義」が、日本人や日本文化に特有なことか、または最近の日本人の傾向かは今後、考えて行きたい。
5) 東電は「国民に危険なことを知らせてくれない企業だ」ということがわかった。

これから一つずつ、解きほぐして行きたい.
(平成23年5月16日 午後1時 執筆)

武田邦彦
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東京電力福島第一原子力発電所の事故で、外部への放射性物質の流出を減らすとして、東京電力は、水素爆発で屋根が吹き飛んだ1号機の原子炉建屋全体をカバーで覆うことになり、13日から準備作業を始めました。
福島第一原発では、事故の収束に向けた工程表で、原子炉の冷却や汚染水の処理とともに、外部に流出する放射性物質を減らすことも重要な課題の一つに挙げています。

この対策として、がれきの撤去や、放射性物質が舞い上がらないよう、特殊な樹脂の散布などが続けられていますが、新たに原子炉建屋全体をカバーで覆う対策を取ることになりました。

最初に始めるのは、3月の水素爆発で、原子炉建屋の屋根が吹き飛んだ1号機で、13日は、設置作業に使う大型クレーンの置き場所を確保するため、現場のがれきなどを撤去する作業が行われました。

東京電力によりますと、カバーは鉄骨をくみ上げ、ポリエステル製のシートを貼り付けたもので、高さが50メートル以上ある原子炉建屋をすっぽりと覆う構造です。

風速25メートルの風にも耐えられるよう設計されているということで、中に放射性物質がこもらないようフィルター付きの換気装置も設置する予定です。

設置にあたっては、作業員の被ばく量をできるだけ減らすとして、鉄骨はある程度、組み立ててから運び込み、現場での作業時間を短くするということで、来月から本格的な作業を始めるということです。
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福島第一原発で、東京電力の協力会社の60代の男性作業員1人が意識不明になって病院に運ばれ、その後、死亡しました。

 この男性作業員は、福島第一原発の集中廃棄物処理施設で、2人1組で排水施設用の配管を切断する電動ノコギリを建物の2階から1階へ運んでいたところ、14日午前6時50分ごろに体調不良を訴えて医務室に運ばれました。その時点で意識がなく、呼吸をしていなかったということです。男性はJビレッジで診察を受けた後、午前8時半過ぎに救急車でいわき市内の病院に運ばれ、午前9時半過ぎに死亡が確認されました。原因は分かっていません。この男性作業員は、13日から3時間交代で作業にあたり、14日は午前6時から働き始めていました。福島第一原発で働くのは初めてだったということです。事故後の作業で死者が出たのは初めてのことです。

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東京都は12日、都内の下水処理施設「新河岸水再生センター」(板橋区)で先月25日に採取した汚泥の焼却灰から、2万4千ベクレルの放射性物質を検出したと発表した。

 都の調査結果ではほかに、東部スラッジプラント(江東区)で1万6千ベクレル、南部スラッジプラント(大田区)で1万5千ベクレルの放射性物質が、下水汚泥から検出された。

 4月下旬から今月初旬にかけて、福島県に隣接する各県の汚泥から高濃度の放射性セシウムが検出されているが、東京都は詳細な測定を行っていないため、放射性物質の総量を測る「全β放射能」の測定結果だけを発表した。