千百七十三話 二宮翁 夜話読合せ  吉凶禍福善悪の法則 悪因悪果は神明の加護  | コール通信 UsuiTukasa

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      悪因悪果は神明の加護
 あるひとがいった。私は運が悪いのでしょうか、神明の加護がないからでしょうか、思うことなすこと、食いちがってうまく行きません。翁はさとしていわれた。――そなたは心得ちがいをしている。それは運が悪いのでもない、神明の加護がないのでもない。実は神明の加護があり運がいいのだ。ただ、そなたが願うことと、することが違うからいけない。だいたいそなたの願いは、うりを植えてなすびを欲しがり、麦をまいて米をほしがるのだ。願うことがうまく行かないのではない、できないことを願っているのだ。・・・・・・・・略・・・・・・・・・。

引用 訳注二宮翁夜話 福住正兄原著 佐々井典比古訳注より