守成の人道
翁のことばに、創業は難し守成は易しという。もちろん守るほうがやさしいには違いないが、満ちた身代を平穏に維持するのも、やはりむずかしい仕事だ。…(略)…・・さて、この満ちたのを維持するには至誠と推譲の道によるのだけれども、心が正しく平らでなければ、これを行う段になって手違いを生じて、せっかくの至誠推譲もすいほう水疱に帰することがある。大学に、「心ふんち忿ちするところ、きょうく恐懼すろところ、好楽するところ、憂患するところあれば、すなわちその正を得ず。」といっているが、実にそのとおりだ。…(略)…・・。
引用 訳注 二宮翁夜話 福住 正兄 原書 佐々井 典比古 訳注
感想
守り維持して行くのもある意味かなり大変なことです。それには至誠と推譲の仕法であり、本にこころが正しく平らでなければなりません。何か現代の今、この事を実行実践する時ではないでしょうか。
ウスイツカサ