寄り洲と人道
感想
今日の話は開拓を家業としている嘉七のはなしです。
嘉七が開拓のことについて決めかねたことがあって、
翁に検分を依頼した時の話です。
嘉七が翁に寄り洲を説明するのに、寄り洲は自然のものであるが
石や杭を用いて早く土砂を寄せることが出来ると話された。
そこで翁は寄り洲は自然に出来るものではないとおしゃったのです。
川に堤防があるから山々の土砂が遠くここまで流れてきたのであって、
なかったら、洪水の時のようにあっちこっちにいってしまう。
つまり人の行いによって出来たものということである。
翁は、「嘉七は才子というべき男だ。このような大才があるのだから
いま少し志を起して国家のためを思ったら、大きな功業もなるだろうに
惜しいことだ。」とみなにいっておられた。
多くの人がわが為、家族のために自分の能力を使っている。
その能力は、まだまだ多くの人のために出来る能力なのだか
言い方を変えれば力を出し切っていない。
これからはわが町にも自分の与えられし能力を使う時代が来たようです。
そうすると自分の能力がもっと働きだすのです。
ウスイツカサ