Baker Boys

    

洋菓子店員たちが
児童連続誘拐事件の真相へ迫る

キーワード・キャラクター属性
  • 洋菓子店
  • 自称イケメンの甘い菓子を食べられない洋菓子店オーナー
  • 魔性のゲイであるパティシエ
  • 元ボクサーのパティシエ見習い
  • できることが極端に少ない天然で純粋なボディーガード
  • Web新聞の駆け出し女性記者
  • 作品情報

    放送:2021年11月-12月, GMM25, LINE TV, タイ, 全14話

    原作:漫画「西洋骨董洋菓子店」(著: よしながふみ)

    監督:Pannares Ruchiranantal

    キャスト:Lee Thanat Lowkhunsombat, Singto Prachaya Ruangroj, Pluem Purim Rattanaruangwattana, Foei Patara Eksangkul, Jamie Juthapich Indrajundra など

    あらすじ 甘いものが食べられないPunn(プン)はある日、昔出会った初恋の人を探すために洋菓子店をオープンすることに。そこでパティシエを応募したところ、応募してきたのはPunnの高校時代に告白してきたWeir(ウィア)だった。Weirは魔性のゲイで、行く先々の店で恋愛がらみの問題を起こしてはクビになっていたのだ。PunnはWeirを振ることができる男であることから、WeirはPunnの元で働くことに。そこへ元ボクサーのKrating(クラティン)がWeirの菓子に惚れ弟子入り。さらにPunnのボディガードPooh(プー)もウェイターとして加わる。そんな中、店の菓子が連続児童失踪事件で使われていることがわかり、Punnたちは事件の調査にも関わることになるのだが……。
    elle的ハマり度

    総合評価:★★★★★

    ストーリーの傾向:爽やかで軽いタッチのミステリー

     原作の魅力的なキャラクター設定にほぼ忠実に、ストーリーはよりしっかりめのミステリーに整えられ、魅力的なタイドラマとして生まれ変わっている。それぞれのキャラクターを深掘りしたのちに主軸としての児童連続失踪事件へフォーカスしていく展開は丁寧で魅力的。精神障害などの描写が軽いためモヤモヤしたが、尺と展開のバランスを考えると仕方がないのかもしれない。

    推しポイント
    1. 魅力的なキャラクター
    2. キャストの安定した演技
    3. 丁寧に展開されるストーリー
     原作との違いも多少はあるが、基本は原作に忠実に作られている。タイならではのテイストが加わった菓子やストーリー展開にも注目したい。

    ポスター画像はGMMTVの公式ホームページより取得し引用。