The Shipperを見終えました。

 

 ドラマの情報とか含めてまた別途ページを作ってレビューを書きますが、今日はひとまずネタバレありの感想を適当に書き連ねます。前後の脈絡なく書くので読みにくいかもしれないです。

 

 いやぁ。最後までハラハラで。脚本すごいですね。何となく結末を2択くらいまで絞り込めるんだけど、どっちに転ぶか最後までわからなかったし、そこに向かうまでの流れも目を離せない展開でした。あと、展開がある程度予想できても楽しめるのは単純にすごいと思いました。

 

 ep.3くらいだったか、更衣室の妄想と現実の対比とかも面白かったし、「ズっ友」の描写とかも、「ああ、あるあるやなあ」って実感してました。ちなみに「ズっ友」という言葉は翻訳者さんの功績なのか、タイにもそういう言葉があるのかはわからないですが、チョイスがいいなって思いました。こういうのを描写することによって、視聴者が世界に入り込みつつも現実との共通点を持たせるというか、そこらへんのバランスがいいなって感じました。

 

 全体的にテンポも良かったし、コメディとシリアスのバランスも良くて、ほんとにいい作品だと思いました。

 

 後半のep.8以降ぐらいからかな? ほぼ毎話泣いた気がする。気のせいかな。少なくともep.10-12はめっちゃ泣きました。泣き過ぎて目が腫れました。(The Shipperを見る前にHe's coming to meを見て泣きましたが、比じゃないくらい泣きました。ドラマで泣いた記録を破るかもしれない。)

 

 見て思ったのは、これは「BL」や「腐女子」を題材にしてはいるけど、「BL」というカテゴリに含めるのはちょっと難がある気がするということ。というのは、主人公はあくまで女の子であり、彼女が自分の真実の愛を見つけるというのが主テーマだと思うから。で、BLや腐女子はあくまで物語のパーツでしかないという印象でした。

 

 全編キリスト教で統一されているので、キリスト教に詳しければいろんなことに気がついたかもしれないのですが、あいにく私は詳しくないのでそこを考察できないのが何とも悔しい(笑)

 

 結末はあれが現実的だと思うし、逆にあの結末じゃなかったら、私の中でこの作品の評価は下がってたと思います(笑)ちなみに最後の最後の演出はたぶん、ウェイと話すシーンに繋がるのだと私は思いました。でも、解釈の余地はあって、イースターの卵がうつされてたり、直ったバイクが映ってたりするので、もしかすると次につなげられるようにも作ってたのかも? とか思いました。

 

 ボールにメッセージを書いてって、タイではメジャーなんでしょうか? この作品の方が制作も発表も先だけど、Don't say noでもその演出があったので、もしやよくある方法なのかしらとか思いました。

 

 Ohmくん、カッコ良過ぎました。今ちょうどBadBuddyを見てますし、この前はHe's coming to meを見たし、それまでにもBlack Listとか、彼の出演作はいくつか見てるんですけど、こう静か目な落ち着いた感じの役は初めて見た気がするので、何だか新鮮でした。凛々しい目元に暖かな光を宿して彼女を見つめたり見守ったりしている様子にキュンとしました。あと、髪型も良かった。

 

 Firstくんは笑顔がキュートですね。というか目と口が大きくて、かわいい。そういえば、ジャニーズの重岡大毅さんとなんとなく似ている気がします。それから、この作品ではBlackListでの役とはちょっと違うキャラクターで、かつ一人で2役くらいやらなきゃいけないのですけど、演じ分けもしっかりされていたようで、見ていて全然混乱しませんでした。

 

 「え↑え〜っ⤴︎?」がやっぱり印象的ですね。これ、別にタイの人がみんなするわけじゃないですよね(笑) なんかこう、これが特徴というか、The Shipperといばこれ、という感じがします。代名詞。

 

 死の天使役のJannieさん、綺麗だし仕草とかも可愛いしすっごく素敵でした。人として憧れる! 役の方では、最後の最後でようやく、死の天使の自己紹介ダンスを最後まで見られて何だか嬉しかったです。最後のポーズはタイの大学のチアダンスっぽいなって思いました。

 

 Prikhingちゃん、髪が可愛い!! 顔とか声とかも可愛いけど! あと笑顔も可愛い! で、実は知り合いにこういう髪の方いたんで、何となくその方を思い出しました。

 

 その他の方々も良かった!やっぱりGMM TVは強いっすね。