くずはモールに展示の京阪特急テレビカー | SCENERYブログ

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主に風景の写真撮影の日記や、時には写真と全然関係ないオッペケペーな文章を書き記しています。そして猫をはじめ動物のお尻写真が多いので、ある意味、閲覧注意です。

京阪淀屋橋駅


コチラ、青空の石切剣箭神社の
新緑とオスの黒猫
の続きです。


東大阪市の近鉄・新石切駅から、
大阪メトロを経由して、淀屋橋から
京阪電車に乗って樟葉駅まで移動します。

同駅も特急停車駅なのでそのまま
特急1本で行けるのですが・・・


来たのが大阪万博のラッピングが
施された列車でした

(’・x・)リケン・・・


まぁせっかくの旅なので
今は何も言いません。


とはいえ、この列車が来た瞬間、
私は心の中で

「(お前かいぃぃぃぃぃ)」

と叫んでしまいました。


京阪特急2階建

しかし、好きじゃないラッピングでも
ダブルデッカーはダブルデッカー。

時間が惜しいのでコレで行きます。


京阪特急2階建

よく勘違いされてる人がいますが、
4号車の2階建は「ライナー」以外なら
特急でも乗車券だけで座れます。

6号車のプレミアムカーだけが
別除、指定席券が必要です。


京阪樟葉駅

大阪府枚方市の樟葉駅に到着です。

写真奥の大阪淀屋橋方面行の線路に
停まってる赤い特急電車が普段の
京阪特急の塗装です。

ひと昔前は赤と黄色上下逆の塗装でした。


くずはモール

樟葉駅の改札を出てすぐ目の前に見えるのが
「くずはモール」という百貨店です。


くずはモール

事前にWEBを確認しましたが、
結構いい感じの建物です。

特急の車窓から見てて、
前々から知ってはいました。


くずはモール

ここは2階の連絡通路からの眺めです。

樟葉駅は北側は殆ど建物がない
田舎っぽい景色なのですが、
南側はそれなりの街なんです。


くずはモール

御覧の通り、北側は山が見えます。

駅舎自体もビルみたいに少し大きく、
改札の内外に飲食店がありました。

それほど、結構大きな駅です。


京阪特急3000系

くずはモールに来た目的ですが、
時間が余っただけではありません。

建物内に展示されてるこの古い
京阪特急の車両を見に来たためです。


京阪特急3000系

これは期間限定のイベントではなく、
くずはモールに常時展示されてます。

これも前々から知ってましたが、
観るのはコレが初めてです。


くずはモール

他にも車体が半分にカットされた
一般車も展示されてました。

いずれも旧塗装です。


京阪テレビカー

この、下半分が赤、上半分がオレンジっぽい
黄色の列車は主に特急として運用
されてきた編成です。

調べたら3000系(旧)という形式です。


京阪テレビカー

「テレビカー」と車体上にありますが、
実はこの車両、車内にテレビモニターが
設置されてたのです。

今の京阪特急には無いと思います。


京阪テレビカー

車内を見学できるよう階段があり、
出入り口の扉も開けっ放しです。

このまま中へ入っていきます。


京阪テレビカー

もちろん座席には座れません。

にしても、高級感があるモケットです。

リクライニングじゃないとはいえ、
これで特急料金を取らないとか、
結構贅沢な列車です。


京阪テレビカー

先頭車は前面展望が可能で、
座席に座りながら前の景色が観られます。

今の時代ですと座席がないことが殆どです。


くずはモール

ここは鉄道模型のスペースです。

お金を入れて電車を動かせるみたいです。


くずはモール

これは大阪城で良いのかな。

大阪と京都を結ぶ私鉄ですから、
間違いなさそうですね。


くずはモール

この辺りは、京都をイメージした
造りになってるのが分かります。

平等院や清水寺みたいな建物がありますね。


くずはモール

もう一つ、京阪電車が展示されてます。

これはヘッドマーク付きです。


響け!ユーフォニアム3

しかも、京都アニメーションの
『響け!ユーフォニアム3』です。

見てない人のために説明しますと、
吹奏楽を題材としたアニメ作品です。
(原作は武田綾乃さんの小説)

この子は主人公の黄前久美子さん。

15年からアニメが放送開始された
当時は高校1年生でしたが24年4月から
放送されてる「3」では3年生です。

まぁ、ご立派になられて。


引用:
響け!ユーフォニアム(PIXIV)


アニメ本編ではよく、京阪電車での通学や
列車が駅に入線する時のチャイム(?)
の音が鳴るシーンがありますからね。

作中の学校名が北宇治高校ですから
京都が舞台なのは間違いないです。


京阪テレビカー

後でリブログとして紹介しますが、
この旧3000系特急に、
私は2回ほど乗ったことがあります。

しかもこの編成にもダブルデッカーが
連結されてたのです。

後で説明します。


くずはモール

くずはモールの内側から駅前の様子。

店内は撮影禁止でしょうけど、
建物の外なら良いですよね。

展示されてる京阪電車の他にも
建物の隅々まで歩き回って、
ここで樟葉を後にしました。


京阪樟葉駅

同駅で淀屋橋駅行きの特急を待ちます。

京都の出町柳駅から出てはちょうど途中に
ある樟葉駅からではもう満席なので、
プレミアムカーがオススメです。

もちろん数時間前での予約です。


京阪プレミアムカー

3扉の青い特急(現在の3000系)の
プレミアムカーがやってきました。

赤い方のプレミアムカーと構造は一緒です。


京阪プレミアムカー

こっちのプレミアムカーですが、
内装のデザインが少し違います。


京阪プレミアムカー

床の絨毯もですけどカーテンも
京都らしい模様となってるのです。

やっと乗ることができました。


京阪プレミアムカー

青いプレミアムカーの窓枠の柱にも
3つの星とハトのマークが。

この車両は座席の配置と窓が
合ってるので新造車ですね。



※訪問日は2024年5月某日




京阪特急旧3000系

京阪特急旧3000系

これは2012年9月の写真です

今回は特別に2枚掲載しました。

ダブルデッカーが連結されていた
旧3000系の京阪特急ですが、
13年の春に引退しました。


その際、旧3000系がどの時間に
どの駅を発車するかダイヤが固定され、
私は半年前の9月に乗れたのです。

もちろん、この2階建に。


その時刻表も確か京阪ホームページにて
確認することが出来たと思います。

とはいえ、当時は京都に用があったので
電車が目当てで来たわけではありません。


因みに、知ってる人もいると思いますが、
この顔の車両は静岡の大井川鉄道や
富山の地方鉄道へそれぞれ譲渡され、
現在でも活躍しているのです。


しかもダブルデッカーの車両だけは、
後者の富山地方鉄道へと譲渡され、
特急の指定席として扱われてるとか。

ただ、ホームページを確認する限り
現在は運行を休止中みたいです。


最も、このダブルデッカー車両は、
新造車というよりは既存の車体の、
車輪の間の部分だけを切り抜いて
新造の2階建を溶接したっぽいです。


車端部と2階とでは壁のデザインとか
全然違ってたんですよね。

その2階建が連結された編成も現役当時は
1本(8両編成)だけでした。


正確には、廃車や譲渡が進む中、
残った1編成だけ、うち1両のみ
ダブルデッカーに改造したのだと思います。


京阪特急旧300系
(この写真は10年以上も前にお友達が撮影したものです)



次は、大阪の靭公園です。

コレは元々予定に入れており、
まずは日が沈む前の景色と薔薇をどうぞ。




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