プロローグ ───コロナ・ワクチンが監視社会の道を拓く(2)」からのつづきです。

 

コロナ・ワクチンが
監視社会の道を拓く(3)

Global Research]2020年12月2日 ジョン・W・ホワイトヘッド

 

 

 

 

ブレイン・コンピューター・テクノロジー

「The Mind Research Center」の研究者たちは、脳の化学的特性と釈放後の行動を追跡するため、何千人もの囚人の脳をスキャンしました。ある実験では、エラー処理をする脳領域の活動が低レベルの受刑者は、釈放されて4年以内の再犯率が高いと判断されました

 

研究者たちは犯罪予測に使用しないよう警告していますが、間違いなく政府当局者にとっては注目の研究でしょう。ブレイン・コンピューター・インターフェースには、その善悪によらず、規制はありません。

 

デューク大学医療センターは、実験用ラットの脳をつなぐブレイン・トゥ・ブレイン・インターフェースを作成しました。一つの脳から別の脳へ、直接情報を転送するものです。

 

ある実験では、ラットにレバーを押すと火が付くことを覚えさせました。訓練を受けたラットの脳を、電極を介して訓練を受けていないラットの脳に接続すると、レバーを押して火を付けさせることができました。

 

インターネットを使用すれば長距離でも機能します。ノース・キャロライナ州の実験用ラットで、ブラジルの実験用ラットに情報伝達ができました。

 

───『The Guardian

 

ポスト・ヒューマン時代(人間後の時代)に急速に向かっており、人間はニュー・タイプになるかもしれません。ジャーナリストのマルセロ・グライザー氏は次のように述べています。

 

テクノロジー・デバイスは、頭や体にインプラントされるか、Google Glassのような道具として感覚や認知能力を拡張するでしょう。

 

───『npr

 

トランス・ヒューマニズム(機械と人の融合)はすでにあり、これからも拡大し続けるでしょう。実際、科学技術の進展にともなって、人間を制御する可能性は増大する一方です。


例えば2014年、科学者は脳の認知を司る部分を停止させる方法を発見しました。ジョージ・ワシントン大学の研究者が患者たちの脳の前障に高周波電気信号を送ると意識を失いました。前障とは、左右の脳の中心部にある薄いニューロンの膜です。

 

患者の一人はゆっくり話し始め、やがて沈黙して静止しました。意識を取り戻すと、彼女はその出来事を覚えていませんでした。

 

───『GIZMODE

 

子供を見守る、健康を補助する医療という耳障りのいい目的を口実に、マイクロチップをインプラントされる可能性が高まっています。しかし、カティーナ・マイケル博士は警告しています。

 

そのような装置は超監視社会を目指したもので、ビッグ・ブラザーが人間の内面を見られるようになります。

 

政府や巨大企業は、人々の行動や動作を追跡し、社会経済政治人種消費行動などで人々を分類し、最終的には管理するようになるでしょう。

 

───『The Sydney Morning Herald

 

私の本『Battlefield America: The War on the American People(アメリカという戦場:アメリカ人に対する戦争)』で明らかにしたように、管理が問題です。

 

事実として、facebookと国防総省(DoD)は私たちの行動を操作するために協力しています。2012年の調査によると、facebookは60万人を超えるユーザーの感情を追跡しました。

 

この調査の目的は、肯定的あるいは否定的なニュースでユーザーの感情を操作できるかを確認することでした。結論は、感情は感情的に他の人に伝染し、人々が意識することなく同じ感情を経験させられるです。

 

───『boingboing

 

これらすべて、絶対的な社会統制を達成したい巨大企業や政府機関が歩もうとしている新しい道です。

 

SWAT(特殊部隊)を使って略奪するだけに留まらず、発達した監視装置で私たちの感情を操作し、警察国家の封鎖社会に閉じ込めようとしています。

 

これらに、ワープ・スピード作戦のワクチンが加わりました。まったく不透明で恐ろしげな、あなたを含めた人間の遺伝子機能を改変あるいは制御するかもしれない可能性が指摘されています。

 

mRNAワクチンによる(タンパク質合成機能の)変更が永続的な場合、副作用が長期化する可能性は大きくなります。最悪の場合、変更は世代を超えて発生するかもしれません。


問題は、それがどうなるか分かっていないということです。つまり、世界的な大惨事に簡単に変わる可能性を否定できません。従来のワクチンでさえ変更する能力があります

 

─── 『MERCOLA』(キャリー・マジェ博士)

 

SFドラマ『STAR TREK(スター・トレック)』のスポックでさえAI(人工知能)の危険性を認識していました。「The Ultimate Computer(究極のコンピューター)」の回は、コンピューターで完璧な奴隷を作るという話でした。

 

最後にスポックはこう言いました。

 

しかし、私は彼らに奉仕するつもりはない。

 

STAR TREK これがカバリストのハンドサインです。

 

─── エンタープライズ号 技術主任兼副艦長 スポック

 

 

※この記事は、もともと「ラザフォード研究所」に掲載されていたものです。

 

 

 

エピローグ ─── これが「ナチスはいかにして戦争に勝ったか(3)ペーパー・クリップ作戦」に出てきたナチスのイデオロギーなのでしょう。

 

facebookと国防総省の研究はいったい何なのでしょう 感情は伝わる。誰でも知ってることではないでしょうか。音楽、舞台、ドラマはいったい何のために存在しているのでしょう。

 

そんなことすら分からないなんて、人としてどうなのか と聞きたくなります。その前に、嘘をつかない、盗まない、生き物を大事にする、そういう基本を学ぶべきなのでは・・・。