プロ野球の注目ルーキー、日本ハムの斎藤佑樹投手(22)が17日、札幌ドームで行われたロッテ戦に先発でプロ初登板し、デビュー戦で勝利投手となる幸先の良いスタートを切った。
斎藤投手は一回表に本塁打を打たれて2点を失ったものの、直後に味方打線が4点を奪って逆転し、その後もリードを広げた。自身は5回を投げて6安打、4失点でマウンドを降りたが、打線の援護に恵まれてプロ初勝利を手にした。
この日は早大で同期だった広島の新人、福井優也投手(23)も巨人戦に先発でデビューし、7回を2点に抑える好投で勝利投手となった。
斎藤投手はドラフト1位で入団。先発投手陣の一人として期待され、チームの今季5戦目でデビューを迎えた。札幌ドームはこの日、3万7863人の観衆を集めた。
[時事通信社]

