全人口に占める年収300万円以下の人口割合の推移
年 男女計 男性 女性
平成19年 38.6% 21.3% 66.0%
平成20年 39.7% 22.3% 66.4%
平成21年 42.0% 25.1% 67.7%
統計元:国税庁 平成21年 民間給与実態統計調査結果より
年々、深刻化する収入格差
平成21年の全人口に占める年収300万円以下の人口割合は42.0%
日本の約4割の人口が年間の収入が300万円以下であるという結果になりました
昨年に比べ、年収300万円以下の人口割合は2.3%増加しました。今後も、長期的にみると300万円以下の割合は増える傾向にあると言えます
300万円以下人口の割合が近年、増加している背景として、高齢化に伴う勤労者の減少(最も稼ぐ40、50代男性人口の減少)、中国や東南アジア雇用の影響による人権費の下落、長らく続いた不況によるパートタイマー者の増加、非正規社員(20代を中心とした派遣社員)の増加などが挙げられます
平成21年のデータなので現在は格差の広がりはますます大きくなっていくのではないでしょうか
