厚生労働省は10日、2011年度の子ども手当から天引きできる項目について、給食費と保育料のほか、修学旅行費や教材費などを加える方針を明らかにした。修学旅行費などの滞納に悩む市町村の要望に応える形。具体的な項目は、子ども手当法案の成立後に省令で定める。
 11年度の子ども手当法案には、市町村の判断で給食費と保育料を手当から天引きできる仕組みが盛り込まれている。
 今回、同省が新たに天引きの検討対象として挙げたのは、修学旅行費や教材費、生徒会費、幼稚園の授業料など。いずれも過去の滞納分は対象外。年度初めに保護者の同意を得て、手当から天引きする。天引き制度の導入可否や対象項目の選択は市町村に委ねることとする。



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