先月30日に行われたレアル・マドリー戦で、敵の大黒柱クリスティアーノ・ロナウドと試合中に小競り合いを演じたオサスナのワルテル・パンディアーニは2日、昨年のFIFAバロンドール(世界年間最優秀選手)を受賞したバルセロナのリオネル・メッシを引き合いに出し、相手のごう慢な態度を辛らつに批判した。

ロナウドはあのごう慢で気取った態度を改め、世界最優秀選手であるメッシのドリブルやプレースタイルをもっと見習うべきだ。ロナウドは、スペインではまだ何も手に入れていないことを自覚し、謙虚であることを学ぶ必要がある。“スーペル・コパ”(スペイン・スーパーカップ)とスペイン国王杯のタイトルを経験している俺に何か言いたいのなら、最低でも同等の結果を残してからだ

 さらにパンディアーニは、C・ロナウドの挑発的な態度がチームに悪影響をおよぼしていることを指摘した。

「ロナウドは優れたサッカー選手だ。しかし、彼の態度を見ていると、頭のネジが1本足りないのではないかと疑ってしまう。あの大げさなジェスチャーと生意気な態度は、常にトラブルの原因となっている。そして、最終的にレアル・マドリーが批判され、彼のような選手が起こす愚行のツケを払わされる結果になる

 パンディアーニはまた、レアル・マドリーとバルセロナの違いについて、自身の見解を述べた。

レアル・マドリーは、なぜ自分たちにいつもやじが飛ばされ、逆にバルセロナに拍手が送られるのかを熟考すべきだ。イニエスタやメッシがピッチを退くときには、大きな拍手で見送られる。それは、彼らが選手としてだけでなく、ひとりの人間としても超一流だからだ。しかし、レアル・マドリーの選手に対してはそういう感情が沸いてこない。30日の試合で起こった小競り合いや、非紳士的な態度を見れば当然のことだ

 パンディアーニは最後に、同試合でスタンドからピッチにボールが投げ込まれたことに対し、ホームチームであるオサスナに602ユーロ(約6万8000円)の罰金が課せられたことについても不満を露にした。

「そもそも、スタンドに向かってボールを蹴ったのはロナウドであり、処罰されるのは彼の方であるべきだ」



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