ABCニュースは、現在地球では1秒間に5人の子供が生まれているとし、世界の人口は2011年の終わり頃までに70億人を超えるだろうと国連人口部が予測していることを報じた。
1800年には10億人未満だった世界人口は、1960年に30億人になり、1999年に60億人となった。
ナショナル・ジオグラフィック誌に『70億』という題の記事を書いたロバート・クンジグ氏によると「年間800万人というペースで人口が増えている以上、もちろん注意は必要だ」というが「人類は伝染病にも打ち勝ってきたし、食物の大量生産の方法や清潔な水の供給方法も確立してきた」と人口増加が世界の破滅を招くようなこともないという。
さらにクンジグ氏は人口増加は2050年頃までは落ち着かず、人口は90億人に達するものとし、食糧問題などを深刻な課題に挙げたが「まだ、2050年まで時間はある。これまで同様、解決できるはずだ」と語ったという。
