日銀が26日発表した2010年9月中間決算は、大幅な為替差損の発生や利息収入の減少により、経常損益が1588億円の赤字(前年同期は104億円の赤字)、純損益に当たる当期剰余金も1604億円の赤字(同121億円の赤字)となった。中間期としては2年連続の赤字で、当期剰余金の赤字額は過去最大。
 急激な円高の進行により、保有外貨建て資産の外国為替関係損益の赤字幅が、前年同期の3038億円から5092億円に拡大したことが響いた。また、超低金利政策の長期化で貸出金や保有国債の利息収入が落ち込み、経常利益の柱である経常収入も前年同期比378億円減の3885億円にとどまった。 



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