アジア3次予選ウズベキスタン戦（29日、豊田スタジアム）に臨む日本代表メンバー23人を発表した。
海外組からは11人を選出。
アルベルト・ザッケローニ監督は、初招集に踏み切った19歳の宮市に対し、“異例”とも言えるコメントを残した。
「宮市は五輪のメンバーに入っていないということで候補に挙がった。ボルトンでの活躍は目を見張るものがあるし、素晴らしいものを持っているので今回の招集に至った」
A代表初選出の19歳宮市は“期待枠”ではなく戦力、ザック「プレーするチャンスある」
「宮市は昨シーズンのオランダでの活躍もあるし、今シーズンもボルトンに加入してから素晴らしいスピードで順応を見せ、馴染んでいる。代表チームでのこれまでのケースと比べ、一歩前を行っているのかなと思っている。招集した以上、もし可能性があれば、プレーするチャンスはある」と明言した。
宮市がウズベキスタン戦に出場すれば、19歳77日でのA代表デビューとなり、MF香川真司(ドルトムント)の19歳68日に次ぐ史上8番目の年少デビュー。さらにゴールを奪えば、金田喜稔氏の持つ19歳119日の記録を塗り替え、史上最年少ゴールとなる。“期待枠”ではなく即戦力。19歳のワンダーボーイがいきなりA代表のピッチに立ったとしてもおかしくはない。
今年1月にアーセナルからレンタルでボルトンに加入した宮市亮（19歳）を期待している証拠。
11日に行われたプレミアリーグ第25節のウィガン戦（1－2）に後半開始から途中出場し、日本人では4人目となるプレミアリーグデビューを最年少で果たすと、18日のFA杯・ミルウォール戦（2－0）では初先発初ゴールを記録。圧倒的なスピードと正確なボールテクニック、そして決定力と、19歳とは思えないプレーぶりを披露した。
＜最近2試合＞
■プレミアリーグ第２５節 ボルトン１―２ウィガン（１１日、リーボック競技場）
・18位対20位の“ボトム対決”に敗れた（1－2）ボルトンにとって、19歳の日本人が放った閃光は貴重な収穫となった。19位に順位を落としたボルトンのファンサイトでは、宮市がＭＶＰに選ばれていた。
選出理由として、「相手を攻めてくれただけでも表彰状ものだ」と書き込むサポーターもいた。
・敵を置き去りにする速さと、両サイドのCKも任された左右両刀使いの器用さは、ボルトンの新たな武器となっていた。チーム合流から10日しか経っていない事実を考えれば、ボールを持ったチームメイトが、10代の新顔を探してパスを送るようになっていただけでも評価に値する。
・同僚のイングランド人MFマーク・デイヴィスは、宮市のパフォーマンスに一定の評価を与えた。
クラブの公式HPが伝えている。
「リョウが交代で入ってきて、鋭い動きを見せていたよ。ボールを持ったときには何度か良い判断をしていたし、彼が決勝点をもたらしてくれると思ったね」
・コイル監督は「本当に素晴らしかった。すぐにインパクトを与えてくれると思ったが、その通りだった。動きは輝いていた」と評価。
◆ＦＡ杯 ミルウォール０―２ボルトン（１８日、ニュー・デン・スタジアム）
・宮市、移籍後初ゴールに英紙大絶賛！
・ＢＢＣ局：なぜベンゲル監督が高評価しているかを証明した。
・サンデーミラー紙：日本のティーンエージャーが主役になった。
・高級紙テレグラフ：ウィルシャーらの後を追うことは間違いないと確信させた！と報道。ボルトンへの期限付き移籍を経てスターに成長したアーセナルのイングランド代表ＭＦを例に、太鼓判を押した。
＜ボルトン監督、今後の宮市起用明言＞
ボルトン（英国）２３日】ボルトンのコイル監督が、対チェルシー（２５日）、対マンチェスターＣ（３月３日）の強豪相手のリーグ２連戦で、ＦＷ宮市亮（１９）を引き続き起用していく方針を明言した。ＦＡ杯の２部ミルウォール戦で初ゴールを決めた宮市について「チャンスを与えれば能力をみせるはず。体調はいい。プレーする可能性は高い」と話した。宮市には２９日のウズベキスタン戦（豊田ス）での日本代表初招集の期待もかかるが「選手なら代表でプレーすることは重要。（帰国による身体的負担は）全く問題視していない」と全面協力する意向を示した。
＜宮市の転機はＵ-17W杯＞
宮市の転機はＵ-17W杯だった。「衝撃でした。相手はサッカーで飯を食うという明確な目的意識を持って、サッカーにすべてを懸けている人たちばかり。全身全霊でぶつかってこられたのは本当に驚いたし、自分たちは甘いなと痛感した。掻き立てられました」
その経験が宮市に世界を意識させた。昨年はアーセナルの練習に参加。そこでベンゲル監督にスピードとシュートを絶賛され、将来の道を切り開いた。「スピードは僕の生命線。これを武器に世界で戦う。もっと磨きをかけていきたい」
----------------------------------------------------------
１９歳の宮市（ボルトン）史上最年少ゴールに期待！！
----------------------------------------------------------
＜アジア3次予選ウズベキスタン戦（29日、豊田スタジアム）に臨む日本代表メンバー23人＞
日本は勝ち点１０でＣ組２位。同１３で首位のウズベキスタンとともに既に同組２位以内を確定させ、最終予選進出を決めている。日本は２７日から愛知県内で合宿を行う。
GK：
川島永嗣（リールセ）
山本海人（清水）
西川周作（広島）
DF：
駒野友一（磐田）
今野泰幸（G大阪）
栗原勇蔵（横浜FM）
長友佑都（インテル）
伊野波雅彦（神戸）
槙野智章（浦和）
吉田麻也（VVVフェンロ）
内田篤人（シャルケ）
MF：
遠藤保仁（G大阪）
中村憲剛（川崎）
増田誓志（鹿島）
柏木陽介（浦和）
長谷部誠（ヴォルフスブルク）
細貝萌（アウグスブルク）
FW：
李忠成（サウサンプトン）
ハーフナー・マイク（フィテッセ）
岡崎慎司（シュツットガルト）
藤本淳吾（名古屋）
乾貴士（ボーフム）
宮市亮（ボルトン）
海外組からは11人を選出。
アルベルト・ザッケローニ監督は、初招集に踏み切った19歳の宮市に対し、“異例”とも言えるコメントを残した。
「宮市は五輪のメンバーに入っていないということで候補に挙がった。ボルトンでの活躍は目を見張るものがあるし、素晴らしいものを持っているので今回の招集に至った」
A代表初選出の19歳宮市は“期待枠”ではなく戦力、ザック「プレーするチャンスある」
「宮市は昨シーズンのオランダでの活躍もあるし、今シーズンもボルトンに加入してから素晴らしいスピードで順応を見せ、馴染んでいる。代表チームでのこれまでのケースと比べ、一歩前を行っているのかなと思っている。招集した以上、もし可能性があれば、プレーするチャンスはある」と明言した。
宮市がウズベキスタン戦に出場すれば、19歳77日でのA代表デビューとなり、MF香川真司(ドルトムント)の19歳68日に次ぐ史上8番目の年少デビュー。さらにゴールを奪えば、金田喜稔氏の持つ19歳119日の記録を塗り替え、史上最年少ゴールとなる。“期待枠”ではなく即戦力。19歳のワンダーボーイがいきなりA代表のピッチに立ったとしてもおかしくはない。
今年1月にアーセナルからレンタルでボルトンに加入した宮市亮（19歳）を期待している証拠。
11日に行われたプレミアリーグ第25節のウィガン戦（1－2）に後半開始から途中出場し、日本人では4人目となるプレミアリーグデビューを最年少で果たすと、18日のFA杯・ミルウォール戦（2－0）では初先発初ゴールを記録。圧倒的なスピードと正確なボールテクニック、そして決定力と、19歳とは思えないプレーぶりを披露した。
＜最近2試合＞
■プレミアリーグ第２５節 ボルトン１―２ウィガン（１１日、リーボック競技場）
・18位対20位の“ボトム対決”に敗れた（1－2）ボルトンにとって、19歳の日本人が放った閃光は貴重な収穫となった。19位に順位を落としたボルトンのファンサイトでは、宮市がＭＶＰに選ばれていた。
選出理由として、「相手を攻めてくれただけでも表彰状ものだ」と書き込むサポーターもいた。
・敵を置き去りにする速さと、両サイドのCKも任された左右両刀使いの器用さは、ボルトンの新たな武器となっていた。チーム合流から10日しか経っていない事実を考えれば、ボールを持ったチームメイトが、10代の新顔を探してパスを送るようになっていただけでも評価に値する。
・同僚のイングランド人MFマーク・デイヴィスは、宮市のパフォーマンスに一定の評価を与えた。
クラブの公式HPが伝えている。
「リョウが交代で入ってきて、鋭い動きを見せていたよ。ボールを持ったときには何度か良い判断をしていたし、彼が決勝点をもたらしてくれると思ったね」
・コイル監督は「本当に素晴らしかった。すぐにインパクトを与えてくれると思ったが、その通りだった。動きは輝いていた」と評価。
◆ＦＡ杯 ミルウォール０―２ボルトン（１８日、ニュー・デン・スタジアム）
・宮市、移籍後初ゴールに英紙大絶賛！
・ＢＢＣ局：なぜベンゲル監督が高評価しているかを証明した。
・サンデーミラー紙：日本のティーンエージャーが主役になった。
・高級紙テレグラフ：ウィルシャーらの後を追うことは間違いないと確信させた！と報道。ボルトンへの期限付き移籍を経てスターに成長したアーセナルのイングランド代表ＭＦを例に、太鼓判を押した。
＜ボルトン監督、今後の宮市起用明言＞
ボルトン（英国）２３日】ボルトンのコイル監督が、対チェルシー（２５日）、対マンチェスターＣ（３月３日）の強豪相手のリーグ２連戦で、ＦＷ宮市亮（１９）を引き続き起用していく方針を明言した。ＦＡ杯の２部ミルウォール戦で初ゴールを決めた宮市について「チャンスを与えれば能力をみせるはず。体調はいい。プレーする可能性は高い」と話した。宮市には２９日のウズベキスタン戦（豊田ス）での日本代表初招集の期待もかかるが「選手なら代表でプレーすることは重要。（帰国による身体的負担は）全く問題視していない」と全面協力する意向を示した。
＜宮市の転機はＵ-17W杯＞
宮市の転機はＵ-17W杯だった。「衝撃でした。相手はサッカーで飯を食うという明確な目的意識を持って、サッカーにすべてを懸けている人たちばかり。全身全霊でぶつかってこられたのは本当に驚いたし、自分たちは甘いなと痛感した。掻き立てられました」
その経験が宮市に世界を意識させた。昨年はアーセナルの練習に参加。そこでベンゲル監督にスピードとシュートを絶賛され、将来の道を切り開いた。「スピードは僕の生命線。これを武器に世界で戦う。もっと磨きをかけていきたい」
----------------------------------------------------------
１９歳の宮市（ボルトン）史上最年少ゴールに期待！！
----------------------------------------------------------
＜アジア3次予選ウズベキスタン戦（29日、豊田スタジアム）に臨む日本代表メンバー23人＞
日本は勝ち点１０でＣ組２位。同１３で首位のウズベキスタンとともに既に同組２位以内を確定させ、最終予選進出を決めている。日本は２７日から愛知県内で合宿を行う。
GK：
川島永嗣（リールセ）
山本海人（清水）
西川周作（広島）
DF：
駒野友一（磐田）
今野泰幸（G大阪）
栗原勇蔵（横浜FM）
長友佑都（インテル）
伊野波雅彦（神戸）
槙野智章（浦和）
吉田麻也（VVVフェンロ）
内田篤人（シャルケ）
MF：
遠藤保仁（G大阪）
中村憲剛（川崎）
増田誓志（鹿島）
柏木陽介（浦和）
長谷部誠（ヴォルフスブルク）
細貝萌（アウグスブルク）
FW：
李忠成（サウサンプトン）
ハーフナー・マイク（フィテッセ）
岡崎慎司（シュツットガルト）
藤本淳吾（名古屋）
乾貴士（ボーフム）
宮市亮（ボルトン）