不妊治療卒業からの乳癌記録 -21ページ目

不妊治療卒業からの乳癌記録

元々は、2人目不妊の悩みを綴っていたブログ。
無事に次男を妊娠、出産してしばし平和に暮らしていたら…
2023.10 突然の乳癌宣告。
ほぼ自分用の備忘録としてのキロク。

過去の流産の前後のことを思い出しながら、少しずつ綴って行きます。




2017年5月某日

妊娠11週

この日より前は、自宅近くのクリニックで妊娠判定や心拍確認を受けていた。
でも、そのクリニックは分娩をしていない。

そこで、分娩を希望する 東京衛生病院 で、初診を受けることになった。

予約が取りずらい、と聞いてはいた。
GW前に電話して、約2週間後のこの日に診てもらえることになった。

初めて、荻窪の駅で降りて。
初めての病院、初めての先生。
少し緊張しながら診察室へ。

先生が到着する前に、看護士さんたちから色々な説明を受けた。

皆さんすごくキチッとしている印象。

何人もの看護士さんたちが入れ替わり立ち替わり、テキパキと動いていた。

先生が登場。
軽い挨拶の後、早速経膣エコー。

私の位置からモニターはよく見えなかった。




「ん?」

「11週ですよね?」

先生の第一声。
看護士さんに、週数を確認している。

「排卵が遅れた可能性もあるから…」


赤ちゃんが小さいのかな、と即座に思った。

最後にクリニックで見てもらった時、週数に対して赤ちゃんの身体は少し大きめだった。

何が悪いことが起こったような気がした。

その間も、先生はグリグリと念入りにエコーをしている。



「…心拍が見えないんです」

それまでザワザワと人の行き来があった診察室が、静まり返った。