今年初めにその計画が報じられた「戦艦大和引き揚げ構想」。東シナ海に眠る戦艦大和の船体を、建造地である広島県呉市の経済界が「町おこし」の一環で引き揚げようというものだが、現在、世界では、過去に海底に沈んだ沈没船(と、そこに眠る財宝)の引き揚げ・換金をビジネスとする企業や国家プロジェクトが存在するという。ハイリスクながらも夢とロマンあふれる、「サルベージ(引き揚げ)・ビジネス」とは。
宝探しといえば、男なら誰でも一度は夢見るロマンの世界。一方でこうした世界は、あくまでマンガや映画の中の話というのが一般的な認識だ。たとえば、徳川埋蔵金騒動も、ここ数年はさっぱり耳にしなくなり、冷静な歴史家や学者の間では「埋蔵金など最初からなかった」という考え方が当たり前になってきている。
ところが、こうした非現実的に思える宝探しが、実は世界中でビジネスとして日常的に行われているのをご存じだろうか? 数百年前に沈んだ沈没船を海底からサルベージ(引き揚げ)し、出てきた財宝を莫大なお金に換金するトレジャーハンターたちは、世界中に存在するのだ。夢とロマンと、ちょっと怪しげな雰囲気さえ漂うサルベージ業界とはどんな世界なのだろうか?
海底の宝探しは、俗に「10億円投資して100億円儲ける」といわれるほどの桁違いな世界だ。初期投資も小さくない代わりに、成功した場合に得られる報酬もハンパな額ではない。【日刊サイゾー】