お客様と話していて、常々不思議に思うのですが、リメイクは会社の中で縫ってると思われてる方がとても多いのです。
これはテレビのドラマの影響かなと思ったりします。
大昔アパレルがまだ無い頃は洋服を作るというのは
オーダーでお仕立てやさんという形態しか有りませんでした。
それが既製服が出来初め、アッと言う間に専門店が増えました。
当然専門店に卸すアパレルも一気に増えて行きます。
そうすると今迄のオーダー屋さんもブティックに形態を変えて行きます。
しばらくは専門店をやりながらオーダーも受けますというお店も有りました。
しかしだんだんオーダーをやるお店が少なくなります。
既製服の方がカッコイイし、サイズも増えてくると、オーダーの魅力が無くなって来たのです。
本来デザイナーという仕事はアパレルにしか有りませんでした。
元々お仕立て屋さんというのは文字のごとく仕立てるのが仕事です。
何年もかけて縫製の仕事をやって来たのです。
だから急に今風のデザインをと言われてもなかなか難しいのです。
アパレルというのは展示会で動いてるのが普通でした。
1回の展示会では100型前後の新しいデザインのサンプルを作ってブティックさんに見に来ていただいて発注を受けて量産に入るというのが
普通の流れでした。 (最近は諸事情で、色々と変わって来ています)
サンプルは短期間の間に何百枚もの違う形の洋服を作るので、当然何社もの縫製工場に依頼するのです。
そもそも縫製は別業態で、アパレルの中には有りません。
工場さんも布帛とカットソーとニットで全部違います。
なので、「中で縫う」という事はありえないんです。
当社ももちろん中で縫ってたりはしていません。
縫製は縫製工場さんの仕事です。
この工場さんの腕で同じ型紙でも別物に出来上がります。
とても大事な仕事です。
現在はアパレルも専門店も少なく成っています。
勿論お仕立て屋さんもほとんど見かけなくなっています。
だから既製服が体に合わない人は何処に頼んだらいいのか分からないんです。
当社は阪神大震災の日にオリジナルブランド「ファッションオフィスエイ」を立ち上げ現在まで続いています。
現在リメイクをメインにしていますが、元々アパレルですからミセスのお洋服も沢山置いています。
デザインとパターン(型紙)両方出来ますからどんな物でも作れます。
シニアの方が孫の結婚式に着て行く服が無いと困っておられる方も多いです。
メーカーは在庫を抱えるだけに成る商品には手を出しません。
だから皆さん何処にも売っていないと大変ご立腹です。
どちらの事情も良く分かります。
必要に迫られてお子様がネットで検索して見つけて来られます。
そして必ずおっしゃいます。
皆さん困ってると思いますよって。
既製服が合わないのは高齢者に限った事では有りませんよね。
シニアの方は普段のパンツも曲がった腰で綺麗に楽にはける物は売っていません。
ネットで¥2600とかで売ってるパンツも有りますが、
ただ大きく作っているだけで、とっても不細工です。
シニアのパンツは、サンプルを履いて頂いてサイズを決めて頂いて丈はお客様に合わせて納品するという商品を作っています。
腰が曲がっている人が綺麗にはけるパンツです。
ラインが綺麗に見えて足も長く見えます。
リメイクは、オシャレにこだわっておられる方や、「リメイクはダサいからいや」と思ってる方がHPをご覧に成って連絡して来られます。
オシャレで、カッコよくて着やすくて10年着られるをモットーに制作しています。
出来上がった時に満足して嬉しそうな顔を見せて頂くのが唯一の楽しみです。
HPには作品事例も50型くらい載せていますので、感激して頂くことも多いです。
興味を持って戴きましたらHPをゆっくりとご覧下さいね。
ユーチューブに動画も載せています。アクセスが3万超えたものも有ります。
動画は分かりやすいので是非ご覧下さい
どんな事でもまずはお電話で相談して下さい。
078-200-3660
★お電話は非通知設定されておられる方は、切れてしまいますので
頭に186を付けてかけて下さい。
ファッションオフィスエイ 荒木栄子