建設現場での産業ロボットの使用は、作業の効率化、コスト削減、安全性の向上など、さまざまな利点をも | JDIDホールディングス株式会社 blog

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JDID ホールディングス株式会社は、2020年に設立された、XR メタバースプラットフォームの開発と運用を行う企業です。私たちは、建設業界におけるデジタル化(DX)を推進し、次世代の建設 DX 分野メタバースの実現を目指しています。

 

建設現場での産業ロボットの使用は、作業の効率化、コスト削減、安全性の向上など、さまざまな利点をもたらします。以下に、いくつかの具体的な使用例を示します。

  1. 大成建設は、
    建設現場での品質管理や安全の確認を行える四足歩行ロボット「T-iRemote Inspection」を開発しました。このロボットは、専門知識のない人間でも容易に操作ができることを特徴としています。
     

  2. 竹中工務店は、
    線や文字などを床に正確に書き込める自走式墨出しロボットを開発しました。工事開始前日の夜間に作動させておき、墨出し作業を終わらせることができれば、翌朝スムーズに工事に取り掛かれます。
     

  3. 清水建設は、
    画像センサーとレーザーセンサー、2本のロボットアームを搭載した「多機能作業用建設ロボット」を開発しました。
     

  4. 川田工業、川田テクノロジーズ、芝浦工業大学は共同で、
    アバターロボットを活用して建設現場の品質や出来形管理(施工された目的物が、契約条件や発注者の意図を十分満足しているかどうかを確認する管理)業務をテレワーク化するシステムを開発しています。

これらの例は、産業ロボットが建設現場でどのように活用されているかを示しています。しかし、専門知識の習得や運用体制の構築、人材育成などがハードルとなり、スムーズな運用に結びつけられないケースも多いことも事実です。これらの課題を解決することで、建設業界のDXはさらに進展するでしょう。