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赤字経営が続いている企業
赤字が続くと、その分純資産が減少する状態が続きます。その結果、最終的に負債の額が資本を上回り、債務超過に陥ってしまうことがあります。
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大型投資の失敗
新規事業や新しい設備に多額の投資を行ったものの、予想ほど収益があげられなかった場合、本業で赤字を計上してしまうだけでなく、当該設備に対して減損損失を計上しなければならないことがあります。
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設立間もない企業
設立間もない場合、損益が安定せず、設備投資等がかさんで赤字になるケースが少なくないためです。また、近年は会社設立時の資本金を自由に設定できるため、少額の資本金で創業する企業も多く、決して大きくない赤字でも債務超過に陥るケースが増えています。
これらの企業は、
財務状況を改善するために、
経営戦略の見直しやコスト削減などの対策を講じることが必要です。