以前、このブログで「減災のためのやさしい日本語」というサイトをご紹介したと思います。
http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/EJ1a.htm
このページの下の方に、
「下の文章を読み比べてください」とあって、AとBの2つの日本文が掲載されています。
<文章A>
けさ7時21分頃、東北地方を中心に広い範囲で強い地震がありました。
大きな地震のあとには必ず余震があります。
引き続き厳重に注意してください。
皆さんおちついて行動をお願いします。
ガス臭いようなところがありましたらマッチを擦ったり、
照明のスイッチをつけたり、消したり、ということはしないでください。」
<文章B>
今日 朝 7時21分、 東北地方で 大きい 地震が ありました。
大きい 地震の 後には 余震<後から 来る 地震>が あります。
気をつけて ください。
火を 使わないで ください。
火事に 気をつけて ください。
という感じです。
どちらの方が、一般の外国人に伝わりやすいでしょうか。
我々日本人同士であれば、Aの方が理解しやすいかもしれません。
ですが、相手が外国人であれば、Bのように伝えた方が親切なわけです。
何が言いたいのかといいますと、
「英語」でも上記と同じことが言えるわけです。
これまで日本の英語教育機関や英会話スクールは、
実はほとんどAタイプの英語(≒完璧なネイティブ英語)を目指して、
教えているところがほとんどです。
これをやっているから、一般の日本人はいつまでたっても英語が話せないわけです。
我々は英語のノンネイティブですから、まずはBタイプの英語で十分なのです。
それが、グロービッシュの考え方です。